高岡に全国からファン 大室家キャンペーン開始

限定カードやグッズを手に取る客=高岡市戸出町2丁目の戸出ジェラート

 県西部ゆかりのアニメ・漫画などを活用した地域活性化を推進する「呉西地域コンテンツツーリズム協議会」の初の連携事業「大室家@高岡」は16日、高岡市内で始まった。高岡が風景のモデルとなったアニメ映画「大室家」を題材にした観光周遊キャンペーンで、初日から新幹線などを利用して全国のファンが訪れ、店舗や施設、映画のモデルとなった場所を巡った。

 対象店舗の一つで、JR城端線戸出駅前にあるジェラート店「戸出ジェラート」(戸出町2丁目)では開店前からファンが訪れた。同店では、牛乳が好きなキャラクター「大室花子」にちなみ高岡産のコラボ牛乳を販売し、購入者に限定ミニカードを贈呈する。

 キャンペーンは協議会と映画の製作委員会が連携して企画した。高岡市内11カ所の店舗、施設で買い物をすると、高岡の観光地を背景に大室家のキャラクターを描いた限定カードが贈られる。全10種類のカードを集めるとクリアファイルがもらえる。5月6日まで。

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