今冬に鳴り物入りでFCソウルに加入し、韓国のサッカーファンを熱狂させた元イングランド代表MFジェシー・リンガードが、指揮官からまさかの叱責を食らった。『スポーツ朝鮮』などの韓国メディアが一斉に伝えている。
3月16日に開催されたKリーグの第3節で、FCソウルは済州ユナイテッドとホームで対戦。2-0で勝利を収めた。
この試合で67分から投入したリンガードのパフォーマンスに、キム・ギドン監督は不満だったようだ。試合後に「(途中出場にもかかわらず)交代させようと考えていたが、時間が過ぎて終わった」と発言した。
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記者からその理由について問われると、「試合を見ていなかったのか? それが答えだ」と突き放し、元マンチェスター・ユナイテッドのアタッカーを糾弾した。
「数分しかプレーしていない選手が、90分プレーした選手より、戦わず、たるんでいて、悪いプレーをいていたら、そんなのは選手とは言えない。名前だけでサッカーをするなら、引退した人を連れてくればいい」
指揮官は「リンガードとコミュニケーションを取って、そのような部分を習慣に変えて、チームに溶け込めるようにする」とも語っている。
同メディアは「リンガードが2022-2023シーズンを最後にノッティンガム・フォレストとの契約が終わった後、所属チームなしで過ごした。FCソウルに入団するまで短くない空白期を経験したため、名声にふさわしいスキルを見せるには、適応する時間がさらに必要なのは明らかだ」と主張している。
31歳のベテランは、これから期待に見合う活躍を見せられるか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部