人生に大輪の花咲かせて 富山で卒業生祝う「希望の光 エール花火」

卒業生の門出を祝い、夜空を彩った打ち上げ花火=富岩運河環水公園(多重露光)

 富山県内の卒業生の門出を祝う「希望の光 エール花火」が16日、富山市の富岩運河環水公園であり、色とりどりの花火が春の夜空を彩った。

 午後6時45分ごろから音楽に合わせ花火が次々と打ち上げられ、訪れた学生や親子連れらを魅了した。

 卒業生や県民から募ったメッセージも読み上げられた。「支えてくれてありがとう」「一生親友でいようね」など、卒業生が家族や友人に感謝の気持ちを表したものが多く、「充実した人生になるよう応援しているよ」など家族からのエールもあった。高校生らのステージ発表もあり、ダンスやバンド演奏などが披露された。

 エール花火は、卒業を迎えた中学3年生や高校3年生らを祝福するとともに、若い世代を応援しようと、北日本新聞社が創刊140周年記念事業として企画した。

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