「面白い。自分にはないものを持っている」天才・小野伸二が“スゴい”と認めた森保ジャパン戦士は?「本当に上手」

“天才”が実力を認めた。

昨シーズン限りで現役を引退した元日本代表MFの小野伸二氏が、テレビ東京で3月16日に放送された『FOOT×BRAIN』で、先週分に続いて、MCの勝村政信氏と対談を行なっている。

想像力溢れるプレーでファンを魅力し、18歳で選出されたフランス大会から3回連続でワールドカップに出場するなど、日本代表でも活躍した小野氏。稀代のファンタジスタは、現在の日本代表で「スゴいと思う」イチオシ選手を問われると、スタッド・ドゥ・ランスのMF中村敬斗の名前を挙げた。

「面白い。ゴールを取れる、ドリブルができる。自分にはないものを持っている。ドリブルからのシュートやクロスに合わせるプレーは本当に上手」

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ただ、もっと上を目ざすためには課題もあるという。小野氏は「ひとつ注文をつけていいなら、自分が苦しい状況になるとパスミスが多い。その前に判断をしたほうがもっともっと輝くんじゃないかな」と指摘した。

そして、勝村氏が「巻いたシュートとか、確率が上がっていくと...」と話すと、「めちゃくちゃ上手ですよね。点で合わせるのも上手い。ドリブルからのシュートもすごく上手。さらに上に行くにはってところ」と見解を述べている。

三笘薫が不在の間に、日本の左サイドで躍動した23歳のアタッカーは、小野氏が指摘した改善点などを克服すれば、このままレギュラーの座を奪う可能性もあるかもしれない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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