大谷翔平に向けられる超特大のスポットライト、ベッツやフリーマンは理解「国際的スター選手を獲得すれば起こること」「僕たちは楽しんでいるよ」

2023年11月にMLB初となる二度目の満票MVP、12月にプロスポーツ史上最最高額となる10年総額7億ドル(当時約1015億円)でロサンゼルス・ドジャースと契約。24年2月29日に突然の結婚発表、そして3月には妻の田中真美子さんを公表。大谷翔平はわずか4か月の間に、世間を揺るがす数々のビッグニュースを提供してきた。

20~21日にMLB開幕シリーズを戦う韓国でも、大谷は超特大のスポットライトを浴びている。こうした状況をドジャースのチームメイトはどのように見ているのか。“MVPトリオ”の大谷、ムーキー・ベッツ、フレディ・フリーマンが登場した会見を、米カリフォルニアの日刊紙『Orange County Register』が報じた。

「200人以上のメディアが練習を取材。チームを取り囲む警備体制の強化など、あらゆる点でチームを取り巻く環境が劇的に変化した」と記した同紙は、「すごいことだね。(大谷を指さして)こんな国際的なスターを獲得すれば、ある意味、当然のように起こること」というベッツのコメントを紹介した。
フリーマンは、「こんな状況になっているのは、オフシーズンに本当に特別なことが起きたからさ。ショウヘイ、ヤマモト、グラス(タイラー・グラスノー)がやってきた。でもほとんどはショウヘイだろうね。僕たちは少しずつ慣れ始めているし、楽しんでいるよ」と、メディアやファンからの特大の注目を歓迎した。

当の大谷は、「注目されることに慣れているとは言えない」と水原一平通訳を介して語った。「でも、目の前のことに集中しようとしている。このように受け入れられ、歓迎されるのはとても気分はいい。そして、皆さんに素晴らしいショーを見せたいと思っている」と語った。

構成●THE DIGEST編集部

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