北陸新幹線金沢―敦賀間が延伸開業した16日、糸魚川市内ではさまざまな記念イベントが行われた。市などが主催した糸魚川駅新幹線ホームでの「ゆるキャラ大集合」、姫川河川敷からの打ち上げ花火などで待望の開業を祝い、本県の〝西の玄関口〟としての活性化を期した。(20面に関連記事)
ゆるキャライベントは「はくたか」561号(午後1時26分糸魚川駅発、金沢方面)と564号(同1時48分同駅発、東京方面)の停車時に合わせて実施した。
ジオまる(糸魚川市)、ぬーな(同)、御風さん(同)、わかめちゃん(同)、ブラック番長(同)、レルヒさん(新潟県)、たりたりOTARI(長野県小谷村)の7体に加え、大糸線の新キャラクター(名称未定)が登場。市職員らと共に盛大に出迎え、乗客の笑顔が広がった。
井川賢一副市長は「(敦賀延伸で)関西と近くなる。糸魚川が新潟県の〝西の玄関口〟だと意識して、関西の皆さんとつながりをつくっていきたい」と気持ちを新たにした。