山口・下松市で道路を走る鉄道車両の見学ツアー、全国的にも珍しい日中の陸上輸送

東武トップツアーズは、下松商工会議所と連携して山口県下松市で4月27日に開催する「道路を走る鉄道車両!見学プロジェクト」の見学ツアーを3月11日から発売している。

特別観覧席から鉄道車両の日中での陸上輸送を見学できるツアーが発売

しいたけ狩りやBBQも楽しめる

見学ツアーでは、下松市にある日立製作所笠戸事業所で製造された「国営台湾鉄路(株)向け 都市間特急車両EMU3000」が、同事業所前から下松駅南口間の往復約3.3kmを専用トレーラーに載せられて運ばれる、全国的にも珍しい日中に鉄道車両を陸上輸送する様子が見学できる。

特別観覧席からの陸上輸送の見学に加えて、「ものづくりのまち くだまつ」を全国に配信すべく、イベントエリアやものづくり企業フェアも企画しているほか、下松市の特産品であるしいたけ狩りの体験、観光地である笠戸島の絶景を背景にバーベキューを実施するなど、下松市の魅力に触れられる盛りだくさんの内容となる。

下松市は大正時代から工業都市として発展し、現在では周南工業地域の中核として、鉄道車両や船舶といった輸送関係から、鉄鋼、半導体製造に係るハイテク産業まで、幅広い製造業のまちとしてさまざまな「ものづくり」が行われている。

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