自分で切った木の下敷きに…一人で伐採作業をしていた70歳男性死亡 心配して探しに来た家族が発見 北海道興部町の山林

男性が死亡した状況を調べる北海道警興部署

北海道興部町の山林で3月16日、男性が木の下敷きになって倒れているのが見つかりました。男性は搬送先の病院で死亡が確認されました。3月16日午後6時半ごろ、興部町富丘の山林で、興部町の自営業・武藤鉄夫さん(70)が木の下敷きになって倒れているのが見つかりました。武藤さんは16日朝、「自分が所有する山林に木を切りに行く」と家族に伝えて家を出ました。予定時間になっても帰宅しないことを心配した武藤さんの妻と子どもが山林に様子を見に行って発見し、消防に通報しました。武藤さんの上に倒れていた木は直径約40センチでした。武藤さんは胸の骨が複数折れていて、木に圧迫されて窒息死したとみられています。警察によりますと、近くにはチェーンソーがあったということです。警察は武藤さんが一人で伐採作業中、自分で切った木の下敷きになったとみて、当時の状況などを調べています。

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