こだわりの一杯求め長蛇の列 超グルメフェス2024開幕

お目当ての一杯を求め行列をつくる来場者=16日、米子市末広町の米子コンベンションセンター特設会場

 全国津々浦々のラーメン店が集結する「超グルメフェス2024 ラーメンの宴」(同フェス連合主催、山陰酸素工業、日産プリンス鳥取販売特別協賛)が16日、鳥取県米子市の米子コンベンションセンター特設会場で始まった。こだわりの一杯を味わおうと訪れた約1万人の家族連れらでにぎわった。17日まで。

 鳥取県にいながら全国や地元の味覚を楽しんでほしいと、新日本海新聞社と米子市、市観光協会でつくる同連合が初開催。全国の有名ラーメン店と地元の牛骨ラーメン店計12店が軒を連ねた。開会式で同社の吉岡徹社長は「鳥取から全国にラーメンの魅力を発信できる場。存分に楽しんでください」とあいさつした。

 国内外のコンテストでグランプリに輝く北海道の「in EZO」は、山陰初出店とあって開始前から長蛇の列。鶏がらと昆布からうまみを抽出したスープにジャガイモを溶かし込んだ濃厚なみそラーメンを提供した。同社の深沢英貴社長(50)は「新しい世代のみそラーメンを目指している。一杯のラーメンで北海道を存分に感じてもらえたら」と意気込んだ。

 家族5人で訪れた会社員、中井祐明さん(47)=同市新開1丁目=は「家族でいろんなラーメンをシェアして楽しんでいる。どれも熱々でおいしい」と話した。

 初日は米子西高書道部がラーメンをお題にパフォーンマンス。お笑いコンビ「どぶろっく」がライブで会場を盛り上げた。

お目当ての一杯を求め行列をつくる来場者=16日、米子市末広町の米子コンベンションセンター特設会場
お目当ての一杯に舌鼓を打つ来場者=16日、米子市末広町の米子コンベンションセンター特設会場
開会式であいさつする伊木隆米子市長=16日、米子市の米子コンベンションセンター特設会場
購入したラーメンやビールを味わう人でごった返す会場=16日、米子市の米子市の米子コンベンションセンター特設会場

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