5月の端午の節句に向けて伝統工芸品「須賀川絵のぼり」の制作が福島県須賀川市の吉野屋で本格化している。
白河藩のお抱え絵師だった銅版画家・亜欧堂田善が約250年前、疫病や災いを打ち払う中国の神「鍾馗(しょうき)」を布に描いて庭先に立てたのが起こりとされる。子どもの健やかな成長を願う風習として根付いている。
吉野屋6代目の大野青峯(本名・修司)さん(69)がにらみを利かせた鍾馗の顔を丹念に描いている。近年は室内用の額絵や掛け軸の人気も高いという。作業は4月下旬ごろまで続く。
5月の端午の節句に向けて伝統工芸品「須賀川絵のぼり」の制作が福島県須賀川市の吉野屋で本格化している。
白河藩のお抱え絵師だった銅版画家・亜欧堂田善が約250年前、疫病や災いを打ち払う中国の神「鍾馗(しょうき)」を布に描いて庭先に立てたのが起こりとされる。子どもの健やかな成長を願う風習として根付いている。
吉野屋6代目の大野青峯(本名・修司)さん(69)がにらみを利かせた鍾馗の顔を丹念に描いている。近年は室内用の額絵や掛け軸の人気も高いという。作業は4月下旬ごろまで続く。
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