子どもたちをはじめ多くの人に競輪に親しんでもらおうというイベント「冒険王」が16日、群馬県前橋市の「日本トーターグリーンドーム前橋」で始まった。初日はトップレベルで活躍する競輪選手のトークショーや自転車の体験などが行われ、家族連れでにぎわった。17日まで。
男子の小林泰正選手(群馬)と、真杉匠選手(栃木)によるトークーショーが行われた。2人は練習の方法や今後の意気込みを語り、ファンを沸かせた。
自転車の体験コーナーでは子どもたちが列をつくり、大きな歓声が上がっていた。前橋時沢小2年の堀内陽登君(7)は「一生懸命こぐのは楽しかった」と笑顔。元体操選手の池谷直樹さん率いる「サムライロックオーケストラ」の公演もあった。
前橋競輪(日本トーター)が主催。前橋競輪事業所の清水徹郎所長は「一人でも多くの子どもたちに競輪に興味を持ってもらえたら」と話した。
17日は午前10時~午後4時。女子の神沢瑛菜選手(群馬)と、藤田まりあ選手(埼玉)がトークショーを行う。