学校で回収されたノートを再資源化「リサイクルノート」 滋賀・守山の小学校で寄贈式

コクヨ関係者(両端)から新しいノートを受け取った玉津小の児童たち=守山市赤野井町

 学校で回収されたノートを再生させるコクヨ(大阪市)の取り組みに参加した滋賀県守山市の玉津小で、リサイクルされた新しいノートの寄贈式があった。回収活動の中心となった4年生の児童が受け取り、環境保全への思いを新たにした。

 普段使うノートを再資源化し、新しいノートに生まれ変わるのを体験してもらう狙い。全国の77小学校が参加し、約1万4千冊が集まったという。再生され、新しいキャンパスノート「つなげるーぱ!」の表紙になった。同社によると、杉42本が1年間で吸収する二酸化炭素を削減できたという。

 玉津小では、4年生がポスターや回収箱を作ったり、放送で呼びかけたりして319冊を回収した。

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