ハピラインふくい、発券不具合や駅混雑で長蛇の列 JR北陸線を引き継いだ営業初日、3000人に影響

精算のため長蛇の列をつくるハピラインふくいの利用客=3月16日、福井県福井市の福井駅

 JR北陸線を引き継いだ「ハピラインふくい」の営業初日となった3月16日、福井県内四つの無人駅の自動券売機4台で最大約8時間半、切符が購入できなくなる不具合があった。また、福井駅では1台しか稼働していない券売機に長蛇の列ができ、切符の購入に30分以上かかることもあった。合わせて約3千人に影響した。

 第三セクター「ハピラインふくい」によると、券売機に不具合が生じたのは越前花堂、森田、春江、丸岡の各駅。午前9時ごろ機械の不具合で硬貨が詰まり、出なくなった。切符を購入できなかった客は有人駅での精算が必要となり、福井駅の改札窓口には長い列が生じた。券売機は午後5時半ごろまでに全て復旧した。

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