「福山ミステリー文学新人賞」表彰式 麻根重次さん「赤の女王の殺人」が受賞

ばらのまち福山ミステリー文学新人賞の表彰式が16日、行われました。

この文学新人賞は、福山市出身のミステリー作家・島田荘司さんが選者を務め、新人作家の登竜門として知られています。

第16回の今回は、全国61の応募作の中から麻根重次さんの「赤の女王の殺人」が受賞しました。

福山市 枝広直幹市長
「おめでとうございます」

麻根さんは長野県安曇野市の職員です。「赤の女王の殺人」は、市役所の女性職員が主人公で、市民からの相談で訪ねた先で、相談者の妻が密室から転落死し…と、物語が進みます。

麻根重次さん
「島田学校という話もありましたけれども、私も席に加えていただけたことを非常にうれしく思っております」

麻根さんの作品は14日に刊行されています。

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