西島秀俊、芦田愛菜が『さよならマエストロ』クランクアップで充実の笑顔「もっともっと頑張っていい俳優に」「毎日の撮影が本当に楽しかった」

By TV LIFE

西島秀俊と芦田愛菜が、日曜劇場『さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~』(TBS系 最終回3月17日(日)午後9時~10時19分放送)のクランクアップを迎え、コメントが到着した。

本作は、主演の西島秀俊演じる“ある事件”で家族も音楽も失った元世界的マエストロ(指揮者)の父親・夏目俊平と、父を拒絶し音楽を嫌う娘・響(芦田愛菜)が5年ぶりに同居し、親子の絆と人生を再生。それと同時に、廃団寸前の崖っぷち市民オーケストラが立ち上がっていくサクセスストーリーだ。

このたび、親子役を演じた西島秀俊と芦田愛菜が笑顔でクランクアップを迎えた。10月のクランクインから約5か月の撮影に挑んだ2人のコメントは以下の通り。

西島秀俊 コメント

画もいい、音もいい、ロケーションもいい、美術も素晴らしいこのドラマに関われたことを本当に誇りに思っているので、それを用意してくださったプロデューサーの方々、それから監督たちはじめスタッフの皆さんには、本当にありがとうございましたと伝えたいです。
そして僕に指揮をご指導くださった東京音楽大学の先生方にも。先生方の愛情深いご指導のおかげで、どの演奏も毎回楽しく、正直大変でしたが、「もっとやりたい、もっと作りたい!」という気持ちになれました。実は毎回、このドラマを見た友達から連絡が来ていて。「うちの娘が感動して泣いてた」というのも聞きまして、世代を超えて、音楽という枠を越えて、“自分の好きなもので戦っている人たちの物語”として、本当にたくさんの人たちに届いたんだなと実感しています。
共演者の皆さんも、最高の俳優たちが集まったと思っています。台本で読んでいるよりも本気の芝居が毎回くるので、どのシーンも本当に感動的で、全員素晴らしかった。またご一緒できるように精進して、もっともっと頑張って、いい俳優になろうと思います。

芦田愛菜 コメント
『さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~』芦田愛菜©TBS

毎日の撮影が本当に楽しかったです。役の中ではいつも不機嫌な顔をしなければならなかったのですが、現場はいつも笑顔にあふれていて、温かくキャストやスタッフの皆さんが迎えてくださってとても心地よくて、毎日撮影に行くのが楽しみでした。
響がバイオリンをやっていたという設定で、今回初めて挑戦させていただいたのですが、本当に難しくて投げ出したくなることがたくさんありました(笑)。ですが響の軸としてバイオリンに挑戦し、つらさを乗り越えたというのは、私の中で響を演じる軸にもなりました。
またどこかで皆さんにお会いできるように頑張ります。ありがとうございました!

最終回(3月17日放送)あらすじ

音楽を通して5年ぶりに心を通わせた俊平(西島秀俊)と響(芦田愛菜)。
雪解けした2人の様子に、海(大西利空)も大輝(宮沢氷魚)もホッとする。

一方、晴見フィルは仙台のオケフェスに向けて遠征資金集めに奮闘する。
そんな中、蓮(佐藤緋美)は古谷(玉山鉄二)と大輝と共にあるところに向かっていた。そこでの予想外の行動に突き動かされた団員たちは、晴見フィルが存続する方法がないのか模索し始める。 その折、俊平は志帆(石田ゆり子)の元を訪ねていた。
響と和解したことを伝える俊平。そこで正直な気持ちを伝える…。

その矢先、ドイツのシュナイダー先生が倒れたと連絡が入る。
音楽家としてシュナイダー先生からもっと学びたいと思っていた俊平は悩む。しかし、晴見フィルにとって命運をかけた最後の公演を控えていて…。

番組情報

日曜劇場『さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~』
TBS系
最終回:2024年3月17日(日)午後9時~10時19分

<キャスト>
西島秀俊、芦田愛菜、宮沢氷魚、新木優子、當真あみ、佐藤緋美、久間田琳加、大西利空
石田ゆり子/淵上泰史、津田寛治、満島真之介、玉山鉄二、西田敏行

<スタッフ>
製作著作:TBS
脚本:大島里美
音楽:菅野祐悟
主題歌:アイナ・ジ・エンド「宝者」(avex trax)
撮影監督:神田創
音楽監修:広上淳一(東京音楽大学)
全面協力:東京音楽大学
企画プロデュース:東仲恵吾
プロデュース:益田千愛
演出:坪井敏雄、富田和成、石井康晴、元井桃

公式サイト:https://www.tbs.co.jp/sayonaramaestro_tbs/
公式X(旧Twitter):@maestro_tbs
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