群馬県を舞台に2024年に放送予定のテレビアニメ「菜なれ花なれ」の先行上映会が17日、高崎市の高崎電気館で開かれる。開演に先立って正午からグッズ販売が行われており、開始時には約40人の熱心なファンが列を作った。
先頭にいたの同市の会社員、日野孔輔さん(46)。上映会のチケットは確保できなかったものの、「グッズだけでも」と午前10時ごろから並んだ「ガチ勢」だ。
子どもの頃からのアニメ好きで、キャラクターのアクリルスタンドやタオルなど、この日販売されたグッズは全種類ゲット。遠方の友人に頼まれた分も購入したという。
地元がアニメの舞台になったことについて、「言葉にならない」と感動した様子。舞台を巡る聖地巡礼はお手の物で、沼田市の舒林寺(じょりんじ)なども既に巡った。高崎アリーナで開かれるチア大会が題材になることから「地元民でないと知らない内容。どういう展開になるか楽しみ」と期待を膨らませた。
上映会の参加者に対しては「うらやましい」とポツリ。でも、グッズ販売で先頭を取れたことには「幸先いいスタートが切れた」と満足そうな表情を見せた。
上映会はこの後、午後2時に開演する。