山田高、光星が開会式リハ/センバツ18日開幕

開会式リハーサルで入場行進を行う青森山田ナイン=17日午前、甲子園球場
リラックスした様子で開会式リハーサルに臨む八学光星の選手たち=17日午前、甲子園球場
選手宣誓のリハーサルをする青森山田の橋場主将=17日午前、甲子園球場

 第96回選抜高校野球大会(センバツ)は18日、兵庫県西宮市の甲子園球場で午前9時から開会式を行い開幕する。13日間(雨天順延、準々決勝翌日と準決勝翌日の休養日2日含む)にわたり、青森県の青森山田、八戸学院光星など全国の強豪32校が頂点を懸け熱戦を展開する。17日は開会式リハーサルを行い、参加校が当日の流れを確認した。

 八学光星は開幕試合(18日午前10時半開始予定)で関東第一(東京)と、青森山田は大会第4日の第3試合(21日午後2時開始予定)で京都国際と激突。青森山田の橋場公祐(こうすけ)主将(むつ市出身)は、県勢初となる選手宣誓を務める。両校は関西入り後も練習試合を重ね、初戦に向け調子を上げている。

 甲子園球場で行われた開会式リハーサルでは、前年度優勝の山梨学院を先頭に32校が南から順に元気よく入場行進。橋場主将も選手宣誓を行い準備を整えた。リハーサル後、橋場主将は「本番の前に甲子園で選手宣誓ができてだいぶホッとした。自分の言葉をいろいろな方に届けたい」と抱負。初戦に向けては「チームとしてまだセンバツでの勝利がない。勝ち切れるように頑張りたい」と闘志を燃やした。

 開幕戦に臨む八学光星の砂子田陽士主将も「仲井宗基監督が『開幕試合は最高だ。素晴らしいぞ』と言ってくれた。観客の皆さんはいい試合を期待していると思うので、96回のセンバツにふさわしい好ゲームを披露したい」と意気込んだ。

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