70代の男性がSNSで知り合った女性に投資を持ちかけられ4600万円だまし取られる 静岡・牧之原市

静岡県牧之原市の男性が、SNSで知り合った何者かに投資を勧誘され、およそ4600万円をだまし取られました。警察が詐欺事件として捜査しています。

警察によりますと、牧之原市に住む70代の農業の男性は、去年11月ごろ無料通信アプリラインを通じて知り合った女性から、FX投資を持ちかけられ、女性が指定した口座に、数十回にわたり現金およそ4600万円を振り込みました。

3月13日、男性が投資で得た利益を引き出そうと女性に連絡したところ、サービス料名目で「1000万円が必要」と言われ、その後連絡が取れなくなったことから、詐欺に気付いたということです。

男性は女性が指定する投資用のアプリをダウンロードし、アプリ上では利益が出ているようなチャート図が示されていたと言います。

また女性が指定する口座は毎回異なる金融機関のものだったということです。

警察はSNS型投資詐欺事件として捜査するとともに「SNS上でしか知らない相手から投資の話が出たら詐欺」と注意を呼び掛けています。

© 静岡朝日テレビ