「本当に喜ばしい」17歳の新星クバルシがスペイン代表初招集も…シャビ監督は“ペドリの二の舞”を懸念?「繰り返されないように願っている」

スペインサッカー連盟は現地3月15日、国際親善試合でコロンビア、ブラジルと対戦するスペイン代表のメンバーを発表。バルセロナで主力として活躍する17歳の新星DFパウ・クバルシが初選出された。

バルサのシャビ監督は、17日に行なわれるアトレティコ・マドリー戦の前日会見で、クバルシの初招集を祝福した。クラブの専門メディア『Barca Universal』が伝えている。

「本当に喜ばしいよ。(スペイン代表監督の)デ・ラ・フエンテの勇敢さを本当に嬉しく思う」

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一方で指揮官は「私が感じていることが繰り返されないようにと願っている」として、次のようにも続けている。

「彼のような若い選手が、何度も大舞台に祭り上げるようなことがあってはならない。五輪やEUROに臨ませるかを、私が決断するわけではないので、これ以上は何も言えないけどね」

今年は6月にEURO、7月にはパリ五輪が控えている。シャビ監督の発言を受けて、記事では指揮官の懸念点をこう推測した。

「2021年夏にEUROと東京五輪の両方に参加し、のちに大きな負傷をして長期離脱を強いられたペドリと同じ状況にならないかを気にしているのだろう」

代表に選ばれれば、オフシーズンも過密日程が予想されるなか、シャビ監督は若手選手への十分な配慮を求めているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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