ソフトバンク山川穂高に西武ファンから大ブーイング「当然でしょ」「心狭いな〜」SNSで議論白熱

6回、右飛にたおれた山川穂高。後方は西武ファンの陣取るレフトスタンド(16日)

2024年のプロ野球シーズン、ソフトバンクと西武の対戦は白熱した戦いが続きそうだ。

3月16日のオープン戦(ペイペイドーム)に、西武からFA加入したソフトバンクの山川穂高内野手が「4番・一塁」でスタメン出場した。

初回二死一塁で迎えた第1打席。「4番・山川」がアナウンスされると、左翼スタンドに陣取る西武ファンからブーイングが飛んだ。空振り三振に倒れると大歓声。続く第2打席も空振り三振すると、左翼席スタンドは再び大歓声。結局、3打数無安打と元気がないまま交代した。

西武からはFAで、2018年末に、浅村栄斗内野手が楽天に移籍。2022年末に、森友哉捕手がオリックスに移籍しているが、山川のソフトバンクへの移籍は一味違う。2023年5月の「文春オンライン」による性加害報道の影響で、紆余曲折ありながらFAでソフトバンクに移籍したが、ホークスファンも手放しで歓迎しているとは言いがたい状況だ。

「解雇せずに挽回のチャンスを与えてくれた西武を蹴って、『4年総額16億円』といわれる高待遇でソフトバンク入りを決めたことや、入団会見での『あごひげ』姿に、『本当に反省しているとは思えない』といった批判が殺到しました。今季の山川がホークスファンから受け入れてもらうには、圧倒的な結果を残すしか道はありません」(野球ライター)

山川に西武ファンからブーイングが飛んだことに、SNSでは議論が白熱。多いのは、「ブーイングは当然」という意見だ。

《移籍するまでの経緯見たらブーイングされるのは当然でしょ、、、山川もそれわかってて移籍したと思うし》

《書類送検されて、多方面に迷惑かけて謝罪無しの戒めFA。どうやって生きたらそんな考えになるんだろう》

《ずっと思ってるけど山川穂高なんかブーイングされて然るべきだから西武ファンが正しいよ 今までのFAの中で断トツ嫌い》

一方、山川にブーイングする西武ファンに対して厳しい意見も。

《チームの4番を追い出してブーイングしてるから民度が低いと言われても仕方ない》

《打席前のブーイングは勿論のこと もはや山川のファールですら歓声を上げる西武ファン…気持ちは分かるけど、ほどほどにしてほしいね》

《心狭いな〜そんなんだから選手がFAで出ていくんやぞ?》

山川は試合後、ブーイングについて、「ずっとされるんだろうなとは思っています。自分もホームランを打とうと思って打席に入っていましたし、次は頑張りたい。しっかり聞こえてました」と振り返った。

翌17日には、「4番DH」でスタメン出場。1回に古巣から勝ち越し打を放った山川。西武の本拠地ではさらに強いブーイングが飛ぶ可能性もある。西武vs.ソフトバンクのライバル対決で、山川は結果を残すことができるだろうか。

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