「孫市まつり」20周年、和歌山城で開催

和歌山が生んだ戦国時代の武将、雑賀孫市(さいか・まごいち)にちなんだイベント「孫市まつり」がきょう(17日)、和歌山市内で開かれ、武者行列や野外劇などが行われました。

孫市役の小西博之さん(右)と信長役の薮下将人さん(左から2人目)(和歌山城西の丸広場)

「孫市まつり」は、孫市の会が、雑賀孫市で和歌山を元気にしようと2005年に始めたイベントで、今年(2024年)は、20周年を迎えたことを記念し、和歌山城西の丸広場を主会場に開催されました。

まつりでは、雑賀孫市役の俳優・小西博之(こにし・ひろゆき)さんや、織田信長役のミュージシャン・藪下将人(やぶした・まさと)さんら、雑賀衆武者による武者行列が、従来の会場だった本願寺鷺森別院(ほんがんじ・さぎのもりべついん)を出発、和歌山市駅前を経て、和歌山城までを練り歩きました。

観客の拍手・声援に応える野外劇出演者(和歌山城西の丸広場)

そして、和歌山城西の丸広場では、雑賀鉄砲隊の鉄砲演武や戦国野外劇「甦れ孫市!信長を撃て」が上演され、武者行列の役のまま、小西さんや藪下さん、蛍火役の七海薫子(ななみ・かおるこ)さんらが、小雨がパラつく、あいにくの空模様の中、熱演しました。また、和歌山放送ラジオのパーソナリティーもするのりちゃんやShino(しの)さんらも司会や劇に活躍していました。

会場では、音楽ライブや黒潮躍虎(やっこ)太鼓の演奏なども行われました。

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