待望の一発が生まれた。
鹿島アントラーズは３月17日、J１第４節で川崎フロンターレとホームで対戦。36分に先制を許したが、47分にチャヴリッチのゴールで試合を振り出しに戻す。
その３分後だ。名古新太郎のクロスはポストに弾かれたが、ゴール前に走り込んでいた鈴木優磨がこぼれ球を押し込み、これが決勝点に。
川崎戦の勝利は実に８年ぶり。鈴木は試合後のフラッシュインタビューで「長い間、川崎さんには勝てていなかった。今日はなんとしてでも、ホームで勝とうとみんなで意気込んで、ファン・サポーターも集まってくれたと思う。勝てて良かったです」と喜びを噛みしめた。
【動画】鈴木優磨は“そこ”にいる！ 今季初ゴールが決勝点！
自身のゴールについては、「常にゴール前ではどんな状況だろうが、必ず準備しているので。僕の前に転がってきてくれて、感謝しています」とコメント。
開幕前に顔面を骨折し、復帰後はフェイスガードを付けてプレーしていたが、それも取れた。そして、川崎戦で今季初ゴール。「マスクをしていたぶん、点を取れなかったので。マスクが取れたので、たくさん得点を取っていきたいと思います」と意気込む。
ピッチ内外で絶大な存在感を示す27歳ストライカーが、タイトル奪還を期す鹿島を力強くけん引する。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
