3000本目標に故郷をサクラの名所に この春卒業の小中学生ら参加して植樹 市民有志が初開催 岩手・陸前高田市

岩手県陸前高田市の小中学校をこの春卒業する子どもたちが17日、市の中心部にサクラを植樹しました。

植樹を行ったのは3月に市内の小中学校を卒業する児童生徒8人や関係者ら合わせて約50人です。参加者はオオシマザクラやシダレザクラなど3種類合わせて54本を市の中心部を流れる川原川の河川敷に植樹しました。
この取り組みは市民の有志でつくる「さくらの杜プロジェクト陸前高田協議会」が、地元をサクラの名所にしようと今回初めて企画したものです。

(参加した小学生)
「県外とかからも観光客が来て、にぎわう高田になってほしいと思います」

17日に植えられたサクラは2年から6年ほどで花を咲かせるということです。この協議会は合わせて3000本のサクラの植樹を目指しています。

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