「もう、いいよ」英代表招集拒否のアーセナルDFに77歳レジェンドが憤慨!指揮官に“絶縁”の勧め「ドアを閉じるべき」

かつてトッテナムなどの監督を務めたハリー・レドナップ氏が、イングランド代表招集を拒否したベン・ホワイトに苦言を呈した。英メディア『talkSPORT』が伝えている。

アーセナルで活躍し、日本では冨安健洋のライバルとしても知られる26歳のDFは、カタール・ワールドカップのメンバーに選ばれるも、「個人的な理由」で途中離脱。それ以来、イングランド代表から遠ざかるなか、今回再び招集の可能性があったが、実現せず。同代表のガレス・サウスゲイト監督は裏側をこう明かした。

「先週、エドゥ(アーセナルのスポーツディレクター)から電話があり、『ベンは今のところイングランド代表に選ばれたくない』と言われた。カタールの後、彼(ホワイト)と話した。ただ、彼の側からは遠慮があった。その理由は分からないが、私はそれを尊重する。良い選手だから、ドアは空けたままにしておくよ」

この一件に対し、レドナップ氏は「ドアは開いている? そんなドアは閉じるべきだ」とバッサリ。ホワイトの行動に不快感を露わにした。

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「彼は国のためのプレーを望まない。ワールドカップに行きながら、チームに入れないから帰ってきた。彼にはチャンスがあったんだ。イングランド代表でプレーしたくないのか?」

御年77歳のレジェンドは、指揮官は構想外を通告すべきだと考えているようだ。「彼がプレーしたくないのなら、それは構わない。でも、もうプレーしないでくれ」と付け加えた。

「国を背負う誇りを持つべきだ。それが嫌なら、イングランド代表として喜んでプレーする選手は他にたくさんいる。彼がやりたくないのなら、それで終わりだ。もし私がガレスの立場なら『どうもありがとう。もう迷惑はかけない』と言うだろう」

オフは一切サッカーを見ない、徹底ぶりでも知られるホワイト。現在の4キャップから数字を増やす日は来るだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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