「ドリブルの技術が非常に長けている」“ボランチ板倉滉”にボルシアMGの地元メディアの評価は?「自信を取り戻すきっかけに」

現地3月16日に開催されたブンデスリーガ第26節で、板倉滉を擁するボルシアMGは、ハイデンハイムと敵地で対戦。1-1で引き分けた。

この試合にベンチ入りした板倉は、71分にMFフロリアン・ノイハウスに代わって途中出場。主戦場であるセンターバックではなく、4-2-3-1の2ボランチの一角で起用されると、鋭いタックルで相手の攻撃の芽を摘み、ドリブルやパスでカウンターの起点となるなど攻守で輝きを放った。

【動画】「ナイスパスだね」ボランチ起用の板倉が披露した好プレー
地元メディア『gladbach live』は、採点記事で板倉に「3点」を付与(※ドイツメディアの採点は1が最高、6が最低)。及第点の評価を与えつつも、日本代表DFを次のように評した。

「終盤に指揮官がシステムを変更したタイミングで、イタクラは意外にもボランチでプレー。センターバックの選手としては、ドリブルの技術が非常に長けていると証明した。中盤での自由なポジションで躍動したことで、彼が再び自信を取り戻すきっかけになったと言えるだろう」

板倉はワールドカップ・アジア2次予選で北朝鮮と2試合を戦う日本代表に選出されている。重要な連戦で、森保ジャパンでも貴重なオプションとなるかもしれない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【記事】「久々に見た!」ボルシアMG板倉滉が中盤起用! 推進力のあるドリブルなど好プレー披露に「日本代表でもオプションにできる」の声

© 日本スポーツ企画出版社