【恋愛NG】男性がイヤがる意外なアプローチ5つ&両思いに発展するコツ

好きな男性に関心を持ってもらうためには、積極的にコミュニケーションをとることは大切。

ただ、気をつけたいのは自分では大丈夫だと思っても男性にとっては対応に困るアプローチがあり、それを伝えることも難しいという現実です。

男性も女性に気を使うことが当たり前なら「やめてほしい」とは言いづらいですよね。

今回は、女性には意外に思われる「困るアプローチ」についてご紹介します。

互いに興味を持てるコミュニケーションが理想

誰かを好きになると、その人に近づきたいし仲良くなりたいと思うのは男女関係なく持つ思いです。

はっきりと自分の片思いだとわかるときほど、何とかこちらを向いてほしくてアプローチを考えますよね。

日頃の挨拶から個人的なLINEのやり取りまで、ふたりの距離を縮めていく方法はたくさんありますが、両思いに発展するには気持ちが揃うことが必須。

相手にも自分に興味を持ってもらい、お互いを理解しあっていくコミュニケーションが理想ではありますが、一方的な関わりばかりになると「知りたい」の前に対応の大変さで気持ちが萎えてしまいます。

片思いの場合、「ほかの人に目を向ける前に」などの焦りから途切れなく接触を持とうとする人は多いもの。

好意を育てていくには時間が必要で、過度に密度の高いコミュニケーションを求めるのはかえって両思いが遠ざかることもあります。

自分に好意を持ってくれている女性に対して、「それは困る」とはなかなか言えないのが男心でもあって、「何も言われないからOK」と思い込むのは危険です。

お互いの気持ちを大切にするには、どう思うかを確認する姿勢が欠かせません。

女性たちが意外に思うかもしれない「こんなアプローチはちょっと困る」には、どんなものがあるのでしょうか。

言えないけど実は困る、こんなアプローチ

1. 毎日の「おはよう」メッセージ

「会社の後輩で俺に気があるのかなって女性がいるのですが、仲良くなりたいと思ってLINEのIDを交換したら次の日から毎朝『おはようございます!』とメッセージが届くように。

最初はうれしかったけれど、土日まで送られてくるとさすがにプレッシャーで、既読をつけるのもためらいます。

無視するのも申し訳ないからスタンプを返しますが、毎日だと手間になるのでたまにでいいかなと思います……」(男性/26歳/接客業)

送る側にとっては軽い挨拶のつもりでも、毎日になると相手をすることに億劫さを感じる男性もいます。

「既読がつくタイミングとか把握されそう」と話す男性もいて、返信には気を使うのですね。

返信がたとえスタンプひとつだとしても、それを「手間」に感じると女性への好意は持てません。

男性からの返事が遅いなと感じるときは、メッセージが負担になっている可能性を考えましょう。

2.「何でも話してね」はハードルが上がる

「女性が好きな男に対して『私には何でも話してね』って言うのはよく聞きますが、親身になりすぎると逆に言い出しづらくなります。甘えるのは苦手なので。

それよりも、大変なときにふと思い出して連絡できるくらいの距離感が僕はいいですね。

男同士でもあまり相談などはしないので、女性になると『男らしくないかも』とか考えてしまって、余計に話せなくなるかも」(男性/30歳/営業)

何かあったときは寄り添いたい、そんな気持ちで「何でも話してね」と伝える女性は多いかもしれませんが、受け止めてもらえることに喜びを感じるのと、実際に話せるかどうかはまた別、と考える男性もいます。

女性に頼ったり甘えたりするのが苦手なのは、男らしさにこだわるから。

弱い自分を安易に見せて励まされるより、何気なくこぼした愚痴に付き合ってくれるような気軽さのほうが、男性は安心感を覚えます。

無理に話させようとするのも悪手で、待ち構えるよりも自然に受け止められるような距離感を目指したいですね。

3. お礼を言うのがつらくなってくるプレゼント攻撃

「仲のいい女友達で、普段から飲み物を買ってくれたり喘息でマスクが手放せない僕のために着け心地のいいものを贈ってくれたりするのですが、何ていうかいつも『ありがとう』と言ってばかりでつらくなります。

先日は僕の好きな漫画の新刊を買ってきてくれたけど、先回りしすぎな感じがしてさすがに抵抗がありましたね……。

プレゼントはうれしいけれど、感謝を伝えるのがつらくなるようなやり方は困るかなと思います」(男性/25歳/公務員)

上記のケースは極端かもしれませんが、些細なものであっても「プレゼント攻撃」に引いてしまう男性は意外と多いもの。

女性からの好意は感じるしありがたいと思うけれど、「自分で買えるもの」などはわざわざお礼を言うことに抵抗を感じる人もいます。

金銭的な負担も想像すれば申し訳ない気持ちも起こり、そうなると対等な関わりは難しくなりますよね。

プレゼントは相手が素直に喜べるタイミングを考えるのが最善といえます。

4.「母親役」は求めていないから

「女友達ですが、ひとり暮らしの俺についてご飯や家事など口を出すことが多くて困ります。

心配してくれているのはわかるし俺に好意があるから生活を気にするのかもしれませんが、正直に言えば母親に小言を言われている気分になります。

『今度、掃除しに行こうか』と言われても、楽しく迎えるような気持ちにはなれないですね」(男性/33歳/デザイナー)

好きな人だからこそ普段の生活に口を出す、という女性もいるかもしれません。

それが好意であって心配する自分を知ってほしいとしても、「たまには自炊しないと」などネガティブな指摘になると、男性はいい気はしないのが実際です。

「生活スキルが低いと思われているようでイヤ」と話す男性もいて、相手の生活にはむやみに踏み込まないのが吉。

「母親役」を感じると、好意は育ちにくいことを忘れてはいけません。

5. 嫉妬はうれしくない

「いい雰囲気の女友達ですが、僕が別の女性と食事に行く話をすると拗ねたり不機嫌になったりするのを見ていると、重たいというかプレッシャーを感じます。

駆け引きかもしれませんが、何でこっちが機嫌を取らないといけないのだろうと思うと相手にするのが嫌になりますね。

お互いに人付き合いはあるのだから、いちいち嫉妬するより普通に会話してくれるほうがずっと気分がいいです」(男性/31歳/看護師)

恋愛の駆け引きで、嫉妬する自分を見せて好意を刺激するやり方はよく聞きますが、実際は歓迎できない男性のほうが多いもの。

「付き合ってないのに独占欲を見せられても引く」と話す男性もいて、相手の人間関係を縛るような嫉妬は見せないのが正解といえます。

それよりも、自分との時間に価値を感じてもらえるような過ごし方を考えるほうが、相手の関心をまっすぐに引けるのではないでしょうか。

両思いに発展するアプローチは「素直さ」が肝心

誰だって好きな人とは両思いになりたいし、好かれずに振られてしまう自分を見るのは避けたいですよね。

どんなアプローチだったら好意を持ってもらえるのか、肝心なのは自分の気持ちを素直に伝える姿勢です。

「あなたに恋愛感情を持っています」と知られるのは恥ずかしいし抵抗がある、という人も多いですが、それを隠して中途半端な関わり方をしていると、相手は自分がどう思われているのかわからなくて混乱します。

振り回されるようなアプローチでは、相手も自分の気持ちに素直になれません。

自分に向けられる関心が好意的だと実感できるとき、「この人のことをもっと知りたい」と思うのですね。

人は鏡であり、こちらから心を開いてコミュニケーションを楽しみたい姿を見せていけば、相手も「自分もそうしたい」となります。

素直さを忘れず、ふたりのつながりを大切にできる関わり方を心がけたいですね。

男性が一番困るのは「やめてほしいと思っても言い出せないとき」です。

つまずきをきちんと伝えられる関係になることも大切で、そのためにも一方的な接触をしていると感じるときは相手の気持ちを確認する姿勢を持ちましょう。

否定ではなく改善で進んでいける関係が、両思いになってからも幸せな恋愛を続ける秘訣なのですね。

(mimot.(ミモット)/ 弘田 香)

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