「コンドームは安物じゃダメだ!」ザ・ロックがダスティ・ローデスの“避妊失敗”の歌でコーディ・ローデスを侮辱!

日本時間16日、ABEMAにて『WWE SMACKDOWN』が放送。ザ・ロックがコーディ・ローデスを侮辱する歌を披露した。

現在のWWEは、ザ・ロックの復帰によって大きく揺れている。
ロイヤルランブルを制したコーディ・ローデスは、ロックにローマン・レインズの持つユニバーサル王座への挑戦権を譲渡。この展開に対して世界中のファンがブチ切れると、絶大な支持を得たコーディは譲渡を撤回して改めてレインズへの挑戦を主張。これをトリプルHも認めたため、この“ロック騒動”は収束したかに思われた。

しかし、世界中のファンを敵に回したロックは“悪のオーナー”を感じさせる大ヒールへ転身。“血の絆”を以てレインズ率いる【ザ・ブラッドライン】に加入し、WWEをアノアイ一族で占領しようとしている。

そして、今月2日放送のSMACKDOWNでは、ロックが「WWE史上最大のタッグマッチをやってやる」として、レッスルマニア初日にザ・ロック&ローマン・レインズvsコーディ・ローデス&セス・ロリンズの試合を行うことを宣言。
この試合でコーディ&ロリンズが勝った場合は、レッスルマニア2日目の王座戦にブラッドラインが一切介入しないことを約束。逆に、ロック&レインズが勝った場合は王座戦がなんでもアリの“ブラッドラインルール”で行われることを提案。

今月9日のSMACKDOWNでは、リング上で4人が対峙。コーディ&ロリンズがタッグマッチを受けて立つことを宣言。
売り言葉に買い言葉の舌戦となる中、ロックはコーディに「貴様は3人兄弟の末っ子だったな。そして貴様は兄と姉より20歳ほど若かったな。どうしてか分かるか?貴様が“過ち”だったからだ」と人として超えてはいけないラインを超えた最上級の侮辱の言葉をぶつけ、怒りに震えるコーディがビンタを見舞うというシーンがあった。

この日のオープニングでは、ロックが登場。
自身のキャリアが始まった地であるテネシー州メンフィスに降り立ったことで上機嫌のロックはリング上で一曲披露することに。
「ロック様がクソ金髪コーディとその親友のピエロにお仕置きだ♪ボコボコにして怪我した背中を真っ二つ♪それがロック様のウエストポーチで引っ叩こうか♪すごいドラマが待ってるぞ♪お前はママに泣きつくのが精一杯♪」と過去の自身のファッションを自虐しつつコーディを挑発。
さらに、「ダスティの末っ子はなぜこうなっちまった♪しっかり育てたつもりが育ったのはクズ♪ダスティは怒ってこう言った♪『ドラッグをキメた後コンドームは安物じゃダメだ!』♪コーディはよく眠れない♪自分が“過ち”という事実で不眠症♪」と侮辱を重ね、その後はロリンズを馬鹿にする歌、コーディファンを馬鹿にする歌を続けた。

さらに、ロックはコーディが日本時間12日放送のRAWで「親父はもう亡くなってしまったが、これはミシェル・ルビオの“物語”でもあるんだ!」と涙ながらに母への想いを叫んだことに言及。
ロックは「ロック様をビンタしておいてメソメソ泣いてる?『パパにベルトを見せられないからママに見せるんだ』?ベルトは誰も獲れねえんだよ!」と罵倒。さらに自身のトレーニングベルトを手に取り、ローデスの母親に対して「お前の息子に統一ユニバーサルのベルトはやれないが、このベルトをやろう。ロック様がコーディを滅多打ちして血に染まったこのベルトをな」と、コーディを血祭りにあげることを宣言し不敵な笑みを浮かべた。

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