陰キャの嫉妬が大爆発!美人妻と2人の子どもを持つ勝ち組レスラーを襲撃し「子どもで承認欲求満たしてんじゃねーぞ!」

17日、東京都・後楽園ホールにてDDTプロレスリング『Judgement2024~旗揚げ27周年記念大会5時間スペシャル~』が開催。平田一喜率いる【ずんちゃ♪マッスルサバイバー】が解散し、大石真翔をDAMNATION T.Aが襲撃した。

平田はDDTのコミックエースとして活躍しており、時折見せる確かな強さもアクセントとなり絶大な人気を獲得。
昨年11月には若手時代のライバルであった新日本プロレスの高橋ヒロムとのアイアンマンヘビーメタル級王座戦を行い、業界全体を巻き込んだ話題の中心人物に。平田は2023年に最もプロレス界で名を轟かせた選手の1人であると言える。

対外的には“平田旋風”を巻き起こしたとも言えるが、DDT内では災難に見舞われ続ける。
平田がこれまで属していたユニット【DISASTER BOX】が解散となり、色々あった末に一匹狼ならぬ野良レスラーに。
路頭に迷った平田は土井成樹を勝手に飼い主に定めて「ワンワン!」とすり寄っていき、嫌がる土井を無理やり引き込んで新ユニット結成を宣言。その後には青木真也まで引っ張って来たことで、平田以外は超強い新ユニット【ずんちゃ♪マッスルサバイバー】が爆誕した。

2月の後楽園ホール大会で初陣を飾ったずんちゃ♪は、平田が早々に戦闘不能となる中で土井&青木の奮戦でKO-D6人タッグ王者の大石真翔から勝利。
平田が失神して意識不明の中、土井は「ユニット解散を賭けるから王座に挑戦させろ」と要求。大石が「ユニット解散は荷が重いよ?!」と日和るも、土井は「俺はベルトが欲しいし、解散もしたい。俺は1日でも早く解散したいねん!」と衝撃のカミングアウト。青木も「頑張って解散しましょう」とうなずいていた。

晴れて王座挑戦が決まったずんちゃ♪は、2人の思惑に気付かずにいる平田をなんとか誤魔化しながら決戦当日を迎えた。

王者としてずんちゃ♪を迎え撃ったのは、【DEAD OR ALIVE】秋山準&男色ディーノ&大石真翔。
試合序盤は秋山と青木が流麗なレスリングの攻防を展開し、場内からは感嘆の声が上がる。しかし、性欲を滾らせるディーノと土井の対面となると空気がガラリと変わる。
ディーノは土井に自らの股間を触らせたりキスを迫ったりと精神攻撃を加えていき、正常位や後背位での挿入待ちポーズで土井のメンタルにトドメを刺す。
青木もドラゴンリングインからの卍固めと大技を決めるが、ディーノがタイツに腕を突っ込んで青木の真也を鷲掴みにして戦線離脱させてしまう。
ディーノがコーナー上で生尻を露出し、ずんちゃ♪は絶体絶命。しかし、平田がディーノの肛門を手刀で切り裂いて窮地を脱出。大石に集中攻撃を駆け、土井のDOI555から平田のバカタレスライディングキックという連携攻撃が炸裂。
満を持して平田がエゴイスト・ドライバーで突き刺すも、大石が下から丸め込んで電光石火の3カウント。

ずんちゃ♪の解散が決定し、満面の笑みの土井に対して平田と青木は泣き崩れる。
土井が青木に対してマシンガンツッコミを入れ続ける中、ずんちゃ♪の解散式が執り行われることに。結成から22日間 全2試合というずんちゃの長きに渡る歴史が紹介され、会場全体で『仰げば尊し』を斉唱。土井がノンストップでツッコミを入れ続ける中でずんちゃ♪は涙の解散を果たした。

会場が悲しみに包まれる中、DEAD OR ALIVEは意気揚々と試合後インタビューに答える。
大石が「お前らが負け続けた平田一喜から俺は完璧な3カウントを獲ったんだ!俺がDEAD OR ALIVEのリーダーでいいな!」と秋山&ディーノに勝ち誇ると、2人は呆れて去っていく。
その後、大石が愛娘のあかりちゃんが空手を始めたことを語り始めると、ヒール軍団【DAMNATION T.A】が乱入してきて大石を襲撃。

その後、DAMNATION T.Aの鉄砲玉たるKANONが「俺はお前の幸せが憎いぞ!子どもばっかりSNSに上げやがって。子どもで承認欲求満たしてんじゃねーぞ。子ども載っければ“いいね”もらえんのか?惨めなレスラーになったもんだなあ?(笑)」と嘲笑し、佐々木大輔&KANON&MJポーで6人タッグ王座に挑戦することを宣言した。

2018年には当時人気絶頂にあった美女レスラーの大畠美咲さんと結婚し、その後は2人の子宝に恵まれるなど順風満帆の人生を送っている大石。
しかし、幸せな人間が放つ光は陰に生きる者たちにとっては毒そのもの。嫉妬の対象となり、理不尽な攻撃を受けるのは仕方のないことだ。
大石が幸せから引きずり降ろされるのか、DAMNATION T.Aが嫉妬の炎で大石を焼き尽くすのか。今後のKO-D6人タッグ王座戦線から目が離せない。

© 株式会社コラボ総研