外気浴・水風呂も心と体を休める場所!みんなが心地良く楽しむために配慮したい事とは?【とことん楽しむサウナの世界】

ルールとマナー③外気浴・水風呂でも汗と私語は要注意【とことん楽しむサウナの世界】

少しの配慮でみんなが心地良く

外気浴は、特に心と体を休める場所です。知らない人が多くいるときは私語を慎みましょう。椅子など自分の汗で濡らしてしまった場合は、水を掛けて流しておくなどの配慮ができると素敵ですね。また、外気浴スペースが狭いと、順番待ちになることも。人が待っていることもあるので、予めスペースに余裕のある施設かどうか調べておきましょう。

水風呂は、必ずシャワーで汗を流してから入ること。そして浴槽にはゆっくり静かに入ること。勢いよく入ってしまうと、波立って他の人に迷惑です。また水風呂で頭まで冷やしたいところですが、施設によっては潜ることが禁止されているので、その場合は浴槽の外で水をかぶる程度にしておきましょう。

【出典】『とことん楽しむサウナの世界』
著者:松永 武 日本文芸社刊

著者プロフィール
お風呂のソムリエ。バスリエ株式会社。お風呂が好きすぎて脱サラ!5万点以上を試したバスグッズマニア。2016年には日本のお風呂文化をユネスコの無形文化遺産へ登録することを目指す。一般社団法人HOT JAPANを設立。温泉や銭湯、自宅のお風呂など、様々なお風呂の楽しみ方を日々探索中。構想10年!極上のサウナ体験ができるサウナ倶楽部・サーマルクライムスタジオを運営。「マツコの知らない世界」(TBS)・「ヒルナンデス」(日本テレビ)などTV出演多数!

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近年人気のサウナ、その本当の利用法と効果をわかりやすく解説する実用書です。特に初心者や女性にも安心して利用出来るよう、世界各地のサウナを研究し日本に初めてのサウナ倶楽部・サーマルクライムスタジオをオープンしたお風呂のソムリエ松永武がサウナの正しい知識と、入浴法を「10のメソッド」と「10カ条」でわかりやすく紹介します。またサウナの「7つの効果」を解説。本来サウナとは、身体を温めることで代謝を高め、免疫力や神経を整える“療養”のための手段です。健康を高めるために最も効果的な入浴法やサウナの種類を紹介しつつ、知っておきたいマナーや心がけ、自宅でも簡単に実践出来る「おうちサウナ」をイラストと写真で徹底解説。「何℃のサウナに何分入る」などの解説をよく目にしますが、体調やコンディションは人それぞれであくまで目安に過ぎません。本書ではそういった時間を提示するのではなく、目的と効果をしっかり紹介して、皆さんが無理なく楽しめる「ディープなサウナの世界」を紹介します。

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