友人が悪質クレーマーだった 「こっちは金払ってるんですから」豹変した姿にドン引きして絶縁

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友人に裏の顔があるのだと知ってしまったら、距離を置きたくなるのも仕方ない。

広島県の30代後半の女性(事務・管理/年収400万円)は、「高校の卒業旅行」で「仲の良かった友人と2人で大阪へ旅行」したときのことを回想した。その日は、某テーマパークで遊んだ後、少し離れたホテルに宿泊する予定だった。ホテルに行くためには、駅から発車するリムジンバスに乗る必要があったのだが、

「うっかり予定の電車に乗り遅れてしまい、リムジンバスの出発の5分後に駅に着く時間の電車に乗ることになってしまった」

と振り返る。(文:長田コウ)

「なめられたら困るから」

さらに運の悪いことに、そのバスは最終便だったため、それを逃すとホテルまで徒歩で行かなければならなかったのだ。「ほかのお客さんには迷惑をかけてしまうけど」と懸念しながらも、5分だけバスに待ってもらえないか連絡してみることにした女性たち。すると、

「友人が『私こういうの得意だから』と言って、ホテルに電話を掛けました」

一瞬、心強いセリフに聞こえるが、友人の対応はひどいものだった。

「『最終バス、私達が駅に着く5分前に出るんですけど待ってくれます?それくらいできますよね?こっちは金払ってるんですから』と。それも声色も不機嫌そうな感じを出して言うもんですから……」

友人の裏の顔を垣間見た女性は、

「ぎょっとしてしまいました。既定の時間を破ってしまっているのはこちらだというのに…。私が電話をすればよかったととても後悔しました」

と本音を明かした。電話を終えた友人に、強気で出た理由を聞くと、「なめられたら困るから」と一言で返された。女性は、納得できなかったものの、「2人きりという状況もあり、あまり変な空気にもしたくなかった」ため、とりあえずお礼だけ伝えた。大人な対応で乗り切った女性だが、この後、絶縁に至ったそう。

「幸いにも大学は別でしたので、徐々にフェードアウトさせていただきました」

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