CL敗退のインテルとナポリはドロー、ファン・ジェズスの一撃で追いつかれたインテルの連勝が10でストップ【セリエA】

[写真:Getty Images]

セリエA第29節、インテルvsナポリが17日に行われ、1-1で引き分けた。

チャンピオンズリーグ(CL)敗退に終わった首位インテル(勝ち点75)と7位ナポリ(勝ち点44)による一戦。

インテルは前節、CLアトレティコ・マドリー戦を控えていた中、ラウタロを温存して6連勝中だった難敵ボローニャに勝利。しかしアトレティコ戦では延長戦に持ち込まれた末、PK戦で散った。そのインテルはベストメンバーで臨んだ。

対するナポリは前節、トリノにドロー。そして5日前に行われたCLバルセロナ戦では1-3の力負け。2季連続ベスト8進出はならなかった。そのナポリはオシムヘンがベンチスタートとなってラスパドーリがクワラツヘリア、ポリターノと3トップを形成した。

徐々にポゼッションを高める展開としたインテルは13分に決定機。サイド攻撃で揺さぶった流れからダルミアン、ラウタロ、バレッラと立て続けに決定的なシュートを浴びせた。

その後も敵陣でボールを握るインテルは前半終盤の43分に先制。左サイドからのバストーニのグラウンダークロスをダルミアンがダイレクトで合わせた。

インテルが1点をリードして迎えた後半、開始2分にラウタロがGK強襲のシュートを浴びせて良い入りを見せると、53分にディマルコがFKでGKメレトを強襲。

その後も主導権を渡さず時間を進め、バレッラ、ラウタロ、ディマルコをお役御免としていく。

しかし81分、ナポリがワンチャンスで追いつく。ポリターノの右CKがバストーニの頭を掠めてファーサイドに流れると、ファン・ジェズスがヘッドで押し込んだ。

このまま1-1でタイムアップ。インテルのリーグ戦連勝が10で止まっている。

© 株式会社シーソーゲーム