北朝鮮が弾道ミサイル3発を発射 短距離、EEZ外に落下か

防衛省=東京都新宿区

 【ソウル共同】韓国軍合同参謀本部は18日、北朝鮮が同日午前7時44分(日本時間同)ごろ、首都平壌近郊の祥原付近から短距離弾道ミサイルとみられる複数発を日本海上へ発射したと発表した。日本の防衛省によると弾道ミサイルは計3発。北朝鮮西岸付近から発射され、いずれも日本の排他的経済水域(EEZ)の外に落下したとみられる。

 岸田文雄首相は参院予算委員会で「現時点で被害情報は確認されていない」と説明。「断じて容認できない。国連安全保障理事会決議違反で強く非難する」として、北朝鮮に対して厳重に抗議したと明らかにした。

 北朝鮮の弾道ミサイル発射は1月14日以来。

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