デンマークの名門であるブレンビーでプレーする鈴木唯人。
18日のシルケボー戦で3ゴールを叩き出し、ハットトリックの大活躍を見せた。
前半33分に先制点、後半13分に2点目、そして、後半26分に3点目を決めている（動画15秒から）。
まずは、コーナーキックをニアでそらして1点目。2点目は左足で狙い澄ましたシュート、そして、3点目は右足ダイレクトシュート！
この日は22,000人以上の観客が詰めかけたが、ブレンビーによれば、鈴木は両親と兄弟をこの試合に連れて来ていたそう。
クラブは「家族は息子のなんて素晴らしい試合を見ることができたか」とも伝えている。
『Bold』では、「小柄で笑顔の日本人である鈴木は控え目で後ろにいるのを好む。だが、この日は（目立つことを）回避できなかった。3ゴールで真の主役になったからだ」と賞賛している。
イェスパー・ソーアンセン監督も唯一無二のスキルがあると絶賛していたとのこと。
「鈴木は少し控えめと言える。（試合後の歓喜の際に）彼がチームメイト全員の前で押し出されるとき、それは文化の境界を少し押し広げることでもある。
我々は彼の両親が近くに住める場所を探しているので、もう少し頻繁にスタジアムに連れて行ってあげることができるはずだ。
鈴木は並外れたツールを備えた選手であると言わなければならない。非常に素晴らしい加速力を持っているので、彼が危険になることで我々は恩恵を受けている。彼には多くのいいことが期待されている、その能力はユニークだからね。毎日、我々は練習場で彼がいかに熟練しているかを目にしている。
（コミュニケーションに苦労していたが）彼は話すこと以上に英語をよく理解するようになった。いくらか指示を出そうとしているが、彼には見るべきビデオもある。英語を早く習得するべく本当に多くのことをしているよ」
監督は鈴木の両親から着物をプレゼントされたそう。
指揮官は「トライしてみたよ。とても高級感があるけれど、生地が少し薄い。とても満足しているけれど、（着物姿で）今日はそこに立つ勇気がなかった（笑）（ロッカールームに着て行くかは）ここでは明かしたくないな。しかし、もしそうなったら、それは少なくとも驚くべきことになるだろう」とも話していたとのこと。
