茨城県筑西市は観光情報誌「るるぶ特別編集ちくせい」改訂版を発行した。30～40代の子育て世代をメインターゲットに、一押しのレジャースポットを紹介するなど「見る、食べる、遊ぶ」を提案する一冊に仕上げた。市内外の公共施設や催しなどで無料配布し、観光誘客につなげる。
市観光振興課によると、改訂は3回目でAB判オールカラーの32ページ。発行部数は10万部。「食」をメインに取り上げた前回から内容を変更し、女性にも手に取ってもらいやすい「ポップでかわいらしいデザイン」(同課)を目指した。
子育て世代向けのレジャースポットとして、遊具が充実する公園や、自然豊かな五郎助山などを紹介。市職員がモデルとなり、家族で楽しむ様子を写真で伝えた。テーマパーク「ザ・ヒロサワ・シティ」にオープンしたばかりの乗り物エリア「ユメノバ」の特集も組んだ。
主要イベントについては「五大まつりに行こう!」と題し、「ちくせい花火大会」「下館祇園まつり」などの魅力をアピール。ご当地グルメは、常陸秋そばや下館ラーメンを中心に取り上げたほか、市内の寺社を御朱印帳を手に巡る散歩コースも盛り込んだ。
無料配布に加え、市ホームページでも公開している。問い合わせは同課(電)0296(20)1160。
