北村一輝、和久井映見、戸田菜穂、宮崎莉里沙が「366日」に出演決定

フジテレビ系で4月8日にスタートする連続ドラマ「「366日」(月曜午後9:00。初回15分拡大)に、北村一輝和久井映見戸田菜穂宮崎莉里沙がレギュラー出演することが分かった。世代を越えて愛される名曲をモチーフにしたラブストーリーを支える。

広瀬アリスが主演する「366日」は、HYの名曲「366日」の世界観に着想を得たオリジナルストーリー。高校時代の同級生である雪平明日香(広瀬)と水野遥斗(眞栄田郷敦)は、当時両思いだったがタイミングが悪くすれ違い続けた。しかし、同窓会で12年ぶりに再会し、実らなかった恋をかなえようと再び動き出す。そんな2人が、予期せぬ悲劇に直面しながらも、愛する人を思い続ける壮大な愛の物語だ。

北村と戸田が、眞栄田が演じる遥斗の両親役に決定。

北村が演じる父・水野輝彦は、お好み焼き店「てるちゃん」を営む一家の大黒柱だ。輝彦の店は、高校時代の明日香や遥斗たちにとって、心安らぐたまり場でもあり、輝彦はいつも店のお好み焼きをサービスで振る舞っていた。明るくおおらかな性格の持ち主。趣味は野球観戦と釣り。幼少期はおとなしく人見知りだった遥斗を野球の試合や渓流釣りによく連れて行っていた。

一方、戸田が扮(ふん)する母・智津子は明るく元気な働き者で、輝彦の店を手伝っている。遥斗が子どもの頃は、幼なじみの下田莉子(長濱ねる)と結婚してほしいと思っていた。明日香のことも気に入っており、高校時代の遥斗が明日香に思いを寄せていることにも気付いていた。

北村は「お好み焼き屋・てるちゃんを家族で経営する優しい父親役です。家族との関係性を平川(雄一朗)さんの演出の下、一つ一つのセリフを大事に演じたいと思います」と意欲を見せる。

戸田も「台本を読んで、初めてご一緒するキャストの皆さんとの撮影に今からワクワクしています! 家族を思う気持ち、人を思う気持ちは祈りとなり、とても大きな力を宿すと感じています。切ないラブストーリーとともに、何を大切にして、どんな生き方をするか、今を悩める方たちにも見ていただきたいです。青春時代に燃やした心の火は、何歳になっても輝き続けるものではないでしょうか」と思いを伝える。

また、眞栄田の母親役ということで「私事ですが、眞栄田さんのお父さま、千葉真一さんは、私のデビューのオーディションの審査員をなさっており、『いつか共演しましょうね』と、緊張に震える私に声を掛けてくださいました。30年以上前のことです。その夢はかないませんでしたが、今こうして息子さんと共演することで、青春の頃の思いがかなったような神聖な気持ちでおります。清らかで、爽やかな風を感じる若者たちの物語を、ご自分に重ね合わせてご覧いただきたいです」と胸中を明かしている。

さらに、和久井は、遥斗が入院する城坂記念病院の脳神経外科医・池沢友里役を務める。派閥には属さない無頼派ながら、腕は確かで患者から絶大な信頼を寄せられている。態度はサバサバしているが、誰よりも患者を思う熱いハートの持ち主だ。実生活では9才の娘を育てるシングルマザーで、忙しい日々に追われてはいるが、娘のサポートもありなんとか暮らしている。明日香の勤める音楽教室に娘を通わせたことをきっかけに、プライベートで明日香と会話をする機会が増えていく。

そんな、友里の娘・菫役に宮崎が抜てきされた。母と一緒に明日香の勤める音楽教室に体験レッスンで訪れる。人見知りで緊張気味の菫だったが、明日香に優しく励まされると、緊張がほどけ、やがて明日香を慕うように。母が仕事から帰宅する前に家事を行うなど、シングルマザーの友里を支えるしっかり者の一面もある。

広瀬と共演経験のある和久井は「登場人物それぞれの思いを乗せて、どんなふうに物語が進んでいくのだろうと楽しみでもあり、本作に関わらせていただくことに、今は少し緊張しています。広瀬さんとの共演も楽しみにしております。と同時に、頑張らなくちゃな…と、これまた少し緊張しております」とコメント。加えて「学生時代、思い出、ふわりとした記憶、恋心、時間の経過、人生の長さ、今を生きること、それぞれの思い。どこか、自分にもこんなことあったなとか、自分はこうだったなとか、あの時こうしていたらとか、ふと思いを巡らす瞬間がある作品かもしれません。どうぞ、ご覧ください」とアピールしている。

本作の出演が決定して「すっごくうれしかったです!」と喜ぶ宮崎は、かつて2021年の「知ってるワイフ」(フジテレビ系)で親子役で共演した広瀬と再共演。「とてもうれしいです! 前回共演した時は、まだ小さかったので演技がうまくなったねって思ってもらえるように頑張ります!」と意気込む。自身の役については「少し恥ずかしがり屋でしっかりしている子だなと思いました。私もしっかりしようと思いました! たくさんの人に見てもらいたいです。ぜひ、見てください!!」と呼び掛けている。

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