【高校受験2025】早稲田摂陵高「早稲田大阪高」へ校名変更

大隈重信像

早稲田大阪学園は、2025年4月より早稲田摂陵高等学校を「早稲田大阪高等学校」へ校名変更することを発表した。また、早稲田大学推薦枠を74名に拡充し、早稲田大学進学に特化した「早稲田コース」を設置する。

「早稲田大阪高等学校」へ校名変更することで、早稲田大学系属校として、地域に根ざす「大阪のWASEDA」としてさらなる一歩を踏み出す。また、地元大阪を第一に、西日本一帯から早稲田大学を目指す生徒が集まる開かれた学校をつくるという。

早稲田大学への推薦枠は、74名に拡充する。早稲田大阪学園によると、関西では最多の推薦枠だという。新たに3コースを設置し、全学的にSTEAM教育やEdTechを活用した新しい学びの場を提供する。「早稲田コース」の募集人数は74名で、早稲田大学への進学を目標とする。「文理コース」の募集人数は70名で、難関国公立大学・難関私立大学への進学を目標とする。「総合コース」の募集人数は105名で、私立大学への進学を目標とする。「総合コース」には吹奏楽クラス35名を含む。

「早稲田コース」では、文理融合教育を掲げ、高校2年まで文系・理系にとらわれないカリキュラムへ改組。能動的学習能力を涵養する専門演習(ラボ)の設置、卒業論文の執筆を通して「探究から研究」への実践、「情報II」を必修とし数理・データサイエンスに対応するなどの新たな教育が予定されている。

中川和佳

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