中島健人が台湾で「リビングの松永さん」ファンミーティングに登場。胸キュンセリフをプレゼント

フジテレビ系で放送中の火ドラ★イレブン「リビングの松永さん」(火曜午後11:00=関西テレビ制作)。アジア圏でも好評配信中の本作を、さらに世界に広めるべく、主演の中島健人が、3月15日に台湾・台北市内でファンミーティングを開催した。

「リビングの松永さん」は、岩下慶子氏の同名漫画が原作。さまざまな世代の男女が共に暮らすシェアハウスに住むグラフィックデザイナーの堅物アラサー男子・松永純(中島)と、ひょんなことから同じシェアハウスに同居することになったピュアで一生懸命な恋愛偏差値「3」の女子高生・園田美己(髙橋ひかる)が、時に衝突し、時に助け合うことで互いを認め合い成長していくラブコメディーだ。シェアハウスのメンバーとして、Snow Man向井康二藤原大祐大久保桜子黒川智花も共演している。

イベント開催決定を受けて、「海外でイベントをやるのが僕自身初めてなので、すごくうれしいです。自分のやりたいことをかなえてくれる『リビングの松永さん』。アジア中をリビング色にできるように、まずは台湾から!」と意気込んでいた中島。超多忙なスケジュールを縫って、当日現地入りするという強行スケジュールで台湾に駆けつけた。

空港では、待ち構える500人を超えるファンを前に、笑顔で登場。「台湾に着いた瞬間、こんなに愛していただけているんだなと思って本当に感動しました。時間が許されるなら一人一人にハグしてあげたいです。皆さんの歓声のシャワーが本当に心の栄養となって頑張れるんです」と笑顔を見せた。

「連続ドラマ『リビングの松永さん』ファンミーティング」と題して開催されたイベントでは、中島がスペシャルゲストとして、満席状態の1200人のファンの前に現れた。約8割が地元・台湾のファンで、大歓声と拍手で熱狂に包まれる会場で、中島も「たくさんの方に集まっていただいて謝謝!」と笑顔に。

「大家好(ダージャーハオ)」と発した後に、「皆さん、こんにちは。中島健人です。皆さんにお会いできてうれしいです。楽しんでいきましょう!」と中国語であいさつすると、さらに大きな歓声が上がり、会場に向かって「何よりもまず僕に会いに来てくれてありがとう」と感謝の言葉を伝えた。

台湾のテレビ局・KKTVで、日本と同時期に配信されている「リビングの松永さん」。会場のモニターには、ドラマの魅力を凝縮したダイジェスト映像をはじめ、見どころの一つになっている、松永の“胸キュン&ツンデレ”シーン、そして“肉体美”を惜しげもなく披露しているシーン映像が会場に流れた。すると会場からは「キャー」と歓声が。すかさず中島が「セクシー謝謝(シェイシェイ)」と返すと、さらに大歓声が巻き起こった。また、中島は、ドラマで松永を象徴するキーアイテムとなっている眼鏡姿も披露。松永の特徴である“ツンデレ”を楽しむかのように、じらしながら眼鏡をかける中島に、会場のファンもうっとりした。

さらに、髙橋をはじめ、向井、藤原のシェアハウスメンバーから、中島に関する“タレコミ”コメントが届くと、「え~、どういうこと!?」と思わずツッコミを入れる中島。

髙橋が暴露した「じゃんけんが異常に強い」という証言を検証すべく、抽選で選ばれたファンと中島とのじゃんけん対決も。「僕はじゃんけん最強です(笑)。台湾でも最強というのを証明したいですね」と張り切る中島を前に、ファンが勝った場合には、“胸キュンセリフ”という特典がプレゼントされることに。見事、選ばれた3人は、それぞれ台湾、香港、韓国とアジア各地からイベントに参加しており、思わず中島も「インターナショナルだね!」と驚きを隠せない様子だった。

じゃんけんは、いきなりファンが勝つ展開になり、リハーサルでは男性MC相手に全勝だった中島は「俺は、いつだってレディーにはかなわないんだな(笑)」とはにかんで、「君に会いたくて台湾まで来たよ」「ギュッとしてあげる」など胸キュンセリフを中国語で披露し、ファンを沸かせた。

続いて、向井と藤原から「裏でもカッコいい」「朝の入りの時間が早くても、めちゃめちゃ顔がカッコいい」「Instagram用の自撮りの時間がめちゃくちゃ長い」という情報が寄せられ、写真へのこだわりが強過ぎるという中島の素顔が明らかに。

向井の暴露によって、スマートフォンのINカメラではなく、外カメラを使うというこだわりも判明し、中島は思わず苦笑いしながら、台湾でのイベントが始まる直前に、向井と藤原に「今から台湾でイベント」とメールしたことを明かす一幕も。

最後には、中島が大好きだという台湾料理の魯肉飯(ルーローハン)など、台湾グルメが登場。3月13日に30歳の誕生日を迎えた中島を、会場のファン全員がバースデーソングを合唱して祝った。

中島は「必要なエネルギーを得られたので、明日の自分はもっとカッコよくなっていると思います! 今後もこの言葉は大切にしたいので、この場でも言わせてください。台湾の皆さん、セクシーサンキュー!」と自身の決めゼリフを言いながら、ポーズを決めて締めくくった。

中島が海外でイベントを行ったのは、今回が初めて。無事に終えて「楽しめました! こんなにも海外の方に愛していただけていることに驚きましたし、『リビングの松永さん』というドラマも海を越えて愛していただけていることがすごくうれしかったです。『リビ松』がインターナショナルになったことを共演者とも喜びたいです。僕個人としても、今後の夢がかなうような貴重な時間でした。ファンの皆さんに支えられているんだなと、あらためて思うことができて幸せでした」とイベントを振り返った。

できる限り中国語であいさつをしたいと練習していた中島。「自分自身が、海外の方が日本に来た時に日本語を話してもらえるとすごくうれしくて。意思が伝わってくる気がして、その人のことを好きになるきっかけになるんですよね。僕も現地の言葉を使うことで、自分のことをもっと好きになってくれるきっかけをたくさん作りたいと思って、現地の言葉を大切にしました」と、時間をかけて勉強した理由を語った。

そして、あらためて「台湾をリビング色に染めることができていたらうれしいです。30歳になって一発目の仕事が台湾でのファンミーティングだったので、すごくいい幕開けになりました。早くこの台湾での幸せを、日本のファンの皆さんにシェアしたくてたまらないです。次は日本の皆さんと、もっと大きな世界を見られたらいいなと心から思います!」と日本のファンへの思いも口にした。

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