センバツ開幕 健大高崎(群馬)が堂々と行進 19日に初戦

堂々と入場行進する健大高崎の選手

 第96回選抜高校野球大会は18日、兵庫県西宮市の甲子園球場で開幕した。創設100年の節目を迎える大会で、出場32校による13日間(休養日含む)の熱戦が始まった。2年連続7度目の出場となる健大高崎(群馬)は開会式に臨み、球場を堂々と行進した。初戦は大会第2日の第3試合(19日午後2時開始予定)で学法石川(福島)と対戦する。 

 開会式はシンガー・ソングライターのあいみょんさんの「愛の花」に合わせ、前回大会優勝の山梨学院を先頭に、 能登半島地震で校舎が大きな被害を受けた日本航空石川(石川県輪島市)など各出場校が入場行進した。

 青森山田の橋場公祐主将が被災地への思いに触れながら「私たちにできることは、目の前の白球をがむしゃらに追い続けること」と選手宣誓。犠牲者への黙とうもささげられた。

 今大会は準々決勝、準決勝翌日の休養日を含む13日間の日程で行われ、順調に進めば30日に決勝を迎える。第1回大会は1924年4月、全国選抜中等学校野球大会として開催された。

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