自転車メーカーのスペシャライズドは3月15日、新型e-MTB(電動マウンテンバイク)「Turbo Levo SL Comp Alloy」(ターボ・リーヴォ・エスエル・コンプ・アロイ)を発売すると発表した。同社の人気モデル「Turbo Levo SL Gen2」のカーボンフレーム版と同等の性能を、アルミ合金フレームで実現した新モデルとなる。
![](https://nordot-res.cloudinary.com/c_limit,w_800,f_auto,q_auto:eco/ch/images/1142273926110953663/origin_1.jpg)
新型「Levo SL Alloy」には、スペシャライズド独自開発のSL 1.2モーターシステムを搭載。最大出力320W、最大トルク50Nmと、初代SL 1.1システム(最大出力240W、最大トルク35Nm)から、トルクが43%、パワーが33%向上。320Whの内蔵バッテリーは最長5時間のトレイルライドに対応し、160Whのレンジエクステンダーバッテリーを追加することでさらに長距離の走行が可能だと謳っている。
![](https://nordot-res.cloudinary.com/c_limit,w_800,f_auto,q_auto:eco/ch/images/1142273933186892371/origin_1.jpg)
フレーム素材にアルミ合金を採用したことで、カーボン版と比べてより多くのライダーに手の届く価格設定を実現。調節機能を各部に備え、ヘッドアングルを63度から65.5度まで調整できるほか、リアショックに組み込まれたフリップチップでBB(ボトムブラケット)の高さを変更可能。初代Levo SL Gen1では前後ホイールが29インチだったが、Gen2ではフロントに29インチ、リアに27.5インチのホイールを標準装備。また、リアも29インチホイールに対応する。
![](https://nordot-res.cloudinary.com/c_limit,w_800,f_auto,q_auto:eco/ch/images/1142273939809599960/origin_1.jpg)
![](https://nordot-res.cloudinary.com/c_limit,w_800,f_auto,q_auto:eco/ch/images/1142273946411647895/origin_1.jpg)
サスペンションは中小のバンプを拾いつつ、ジャンプやドロップの大きな衝撃にも耐えられるよう最適化。ライダーの好みに合わせて細かくセッティング可能なのも特徴だ。
デジタル機能も充実しており、専用アプリではバッテリー管理だけでなく、ペダリング出力や心拍数、ケイデンスのデータを確認できる。さらに、ジャンプの滞空時間や飛距離を記録する「Jump Stats」機能まで搭載している。
![](https://nordot-res.cloudinary.com/c_limit,w_800,f_auto,q_auto:eco/ch/images/1142273953140703784/origin_1.jpg)
![](https://nordot-res.cloudinary.com/c_limit,w_800,f_auto,q_auto:eco/ch/images/1142273963693621719/origin_1.jpg)
![](https://nordot-res.cloudinary.com/c_limit,w_800,f_auto,q_auto:eco/ch/images/1142273970536529982/origin_1.jpg)
「Turbo Levo SL Comp Alloy」の価格は79万2000円(税込)。カラーはグロスチャコール/シルバーダスト/ブラックとサテンパイングリーン/フォレストグリーンの2色を用意し、サイズはS1からS5までの5サイズ展開となる。
関連リンク