中国・内モンゴル自治区の貿易額、1~2月は3.8%増

中国・内モンゴル自治区の貿易額、1~2月は3・8%増

内モンゴル自治区二連浩特(エレンホト)道路口岸(通関地)から輸出される中国バス製造大手、宇通客車の新エネルギーバス。(1月13日、エレンホト=新華社配信/郭鵬傑)

 【新華社フフホト3月18日】中国内モンゴル自治区フフホト税関がこのほど発表した同自治区の1~2月の貿易額は前年同期比3.8%増の306億2千万元(1元=約21円)で、輸出が4.4%増の113億2千万元、輸入が3.4%増の193億元となり、安定の中で上向く基調を示した。

 民間企業は228億4千万元で全体の74.6%を占め、引き続き最大の経営主体となった。国有企業は20.9%増の60億元で19.6%、外商投資企業(外資系企業)は7.7%増の17億3千万元で5.7%をそれぞれ占めた。「一帯一路」共同建設国との貿易額は5.4%増の242億元で全体の79.0%を占めた。

 品目別の輸出は新エネルギー車(NEV)、リチウムイオン電池、太陽光発電製品の「新三様(新たな定番3品目)」が11.4倍の4億3千万元、農産物が36.8%増の20億元、鋼材が25.2%増の12億2千万元、基礎有機化学品が15.2%増の11億2千万元、労働集約型製品が29.7%増の4億1千万元となった。輸入は商品(コモディティー)が12.0%増の153億4千万元だった。

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