テニス=アルカラスが連覇、メドベージェフ下す BNPパリバOP

[17日 ロイター] - テニスのBNPパリバ・オープンは17日、米カリフォルニア州インディアンウェルズで男子シングルス決勝を行い、第2シードのカルロス・アルカラス(スペイン)が連覇を果たした。

世界ランキング2位のアルカラスは第4シードでロシア出身のダニル・メドベージェフと対戦し、第1セットを7─6で取ると、第2セットは6─1と圧倒した。

アルカラスにとって昨夏のウィンブルドン選手権以来のタイトル。BNPパリバOPの連覇は、2014─16年に3連覇を果たしたノバク・ジョコビッチ(セルビア)以来の快挙となる。

アルカラスは「優勝できたことにはとても大きな意味がある。この大会が始まる前は足首に大きな懸念があった。でも、1回戦でコートに立ったら、だんだん良くなってきた。またこの大会で優勝できて本当にうれしい」と述べた。

また、表彰式ではメドベージェフに「このような試合であなたとプレーするのは楽しい。この先も、もっと多くの決勝で対戦したい」とコメント。メドベージェフは「カルロスを祝福したい。ここは間違いなくあなたのコート。素晴らしい仕事をしているし、これからもそれが続いてほしい」と話した。

女子シングルス決勝では、世界ランキング1位で第1シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)が第9シードのマリア・サカリ(ギリシャ)を6─4、6─0のストレートで下し、頂点に立った。

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