粗大ごみは持ち込みで回収してもらえる
処分に手間や費用がかかる粗大ごみですが、地域によっては、持ち込みで手数料が安くなります。引っ越しや家具の新調で出た粗大ごみの処分費用を抑えたい場合は、収集所への持ち込みを検討しましょう。ここでは、粗大ごみの持ち込みを受け付けている東京都の自治体を紹介します。
粗大ごみを持ち込める地域と価格1:東京都杉並区
東京都杉並区では、粗大ごみの持ち込み制度があります。持ち込みをするためには、申し込みが必要です。持ち込む日の5日前までに、粗大ごみ受付センターへ連絡しましょう。持ち込みができるのは日曜日のみで、時間帯は9~16時と決まっています。また持ち込みは、申し込んだ本人か、同一世帯の人に限られます。
持ち込んだ粗大ごみの処理手数料は、サイズや品目にかかわらず一律400円/品です。ただし、杉並区で粗大ごみの回収を依頼する場合は、品目によって400~3200円かかるうえに、処理手数料が400円かかります。そのため、粗大ごみを処分する際は持ち込みがお得です。
粗大ごみを持ち込める地域と価格2:東京都大田区
東京都大田区でも、粗大ごみの持ち込みによる処分を実施しています。持ち込みをする際は、事前に電話・インターネットで、大田区粗大ごみ受付センターへの申し込みが必要です。予約の受け付けは、持ち込み3日前の19時までです。
しかし、受付件数が上限に達していると持ち込みはできないため、処分を決めたら早めに連絡しましょう。
持ち込みの受付時間は、月曜から土曜までの13~16時、日曜の9~12時、13~16時と決まっています。予約をしたにもかかわらず、持ち込み時間を過ぎてしまうと、自動的にキャンセルとなってしまいますので注意しましょう。
手数料は、品目によっては無料または減額になる点が魅力です。持ち込み時には申込者本人だと分かるように、運転免許証やマイナンバーカードを持参しましょう。
粗大ごみを持ち込める地域と価格3:東京都世田谷区
東京都世田谷区も、粗大ごみを収集所へ持ち込むことが可能です。持ち込む場合は、ほかの地域と同様に、事前の申し込みが必要です。インターネットもしくは電話で世田谷区粗大ごみ受付センターに申し込みましょう。
持ち込み日は、土曜もしくは日曜のうち、申し込み時に指定した日です。持ち込みの受付時間は、9~12時、13~15時30分と決まっているため、時間を過ぎないように注意しましょう。
世田谷区では、個数や回数にも指定があり、1世帯あたり1日1回、1回あたり10個までの持ち込みが可能です。処理手数料は、収集時の半分ほどの金額です。最低200円のため、回収してもらうよりもお得になるといえるでしょう。
粗大ごみの処分は収集所への持ち込みがお得
粗大ごみの処分方法はさまざまありますが、各自治体の収集所へ自分で持ち込んで処分してもらうと、地域で回収してもらうよりも、費用を抑えられることが分かりました。粗大ごみは処分に手間と費用がかかるため、なるべく節約したいと考える人もいます。
持ち込みであれば、ほとんどの品目で処分費用がお得になります。手間をかけても節約をしたい方は、お住まいの地域で、粗大ごみの持ち込みを受け付けているかを確認しましょう。
車を所有している場合は、複数の粗大ごみをまとめて持ち込めるうえに、運搬の負担も減ります。うまく活用して、ごみの処分にかかる費用を節約しましょう。
出典
杉並区 廃棄物処理手数料等のお知らせ
杉並区 よくある質問 粗大ごみ 質問 粗大ごみを自分で持ち込むことはできますか。(「区民持込」制度)
大田区 粗大ごみ
世田谷区 粗大ごみの持ち込みについて
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー