120分フル出場の遠藤航、現地メディアからは及第点「目立たないが重要な存在」

リヴァプールに所属する日本代表MF遠藤航に及第点が与えられている。

FAカップ準々決勝が17日に行われ、リヴァプールはマンチェスター・ユナイテッドと対戦。10分に先制点を許すと、37分には遠藤がネットを揺らす場面があったものの、直前のプレーがオフサイドでゴールは認められず。それでも、前半終了間際にアレクシス・マック・アリスターとモハメド・サラーのゴールで逆転に成功した。

しかし、87分に同点弾を許し、試合は延長戦に突入すると、105分にハーヴェイ・エリオットが勝ち越しゴールを奪ったものの、112分と120+1分に失点を喫し、3-4で敗れ、FAカップは準々決勝で敗退となった。

試合後、選手採点を発表した地元紙『リヴァプール・エコー』はフル出場した遠藤にチーム2位タイとなる「6」点をつけ、「インターバル前には何度も迂回されてしまったが、ポゼッションでは十分だった。ハーフタイムの後はだいぶよくなったが、延長戦では劇的に疲れてしまった」と指摘した。

また、イギリス紙『デイリーメール』でもチーム2位タイとなる「6.5」と採点され、「試合中は目立たないけど、リヴァプールが中盤で圧倒するための重要な存在だ。彼の前にいる人たちが輝けるように多くの骨の折れる仕事をこなしている」と評価されている。

【動画】マンチェスター・ユナイテッド戦にフル出場した遠藤航のプレー集

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