瀬戸利樹主演で「買われた男」が実写化。地上波初“女性用風俗”がテーマのドラマに久保田悠来、池田匡志と共に挑む

テレビ大阪・BSテレ東ほかでは、4月17日からドラマアディクト「買われた男」(水曜深夜0:00)がスタート。瀬戸利樹が主演を務め、久保田悠来池田匡志が共演することが分かった。

「買われた男」の原作は、コミックシーモアで連載中の漫画・三並央実氏&原作・芹沢由紀子氏による人気漫画「買われた男~女性限定快感セラピスト~」。フェムテック商品、セルフプレジャーなど女性の“性”を前向きに捉えようという動きの中、地上波ドラマでは初となる「女性用風俗」をテーマに描かれる。セックスレスの主婦や芸能人、女性社長、風俗嬢など悩みを抱えた女性たちが女性用のマッサージ店を訪れ、セラピストたちに心も体も癒されていくデトックスヒーリングドラマだ。

監督には、TVerでシリーズ総再生数900万回を突破した「インターホンが鳴るとき」を担当した佐藤竜憲氏、昨年の日本アカデミー賞で杉咲花が優秀主演女優賞を受賞して話題を呼んだ映画「市子」を手掛けた戸田彬弘をはじめとする5人が顔をそろえ、脚本を清水匡氏、ニシオカ・ト・ニール氏、岸本鮎佳氏、灯敦生氏、高橋名月氏、佐藤氏らが紡ぐ。

瀬戸は、物語の舞台となる、イケメンセラピストたちがまるで恋人のように振る舞いながら施術をしてくれる、女性用のマッサージ店「KIRAMEKI」でセラピストとして働く主人公・ヤマトを演じる。

昼は会社員、夜は普通っぽさを売りにセラピストというキャラクターに関して、瀬戸は「なかなか焦点を浴びてこなかった、そして地上波で初めて扱うテーマということもあり、お話を頂いて二つ返事でやってみたい、とお伝えしました」と出演を即決したという。そして、「ヤマトの売りである”普通っぽさ”が難しくも感じますが、悩んで悩んで胸を張って演じます。人はそれぞれに悩んでいることや抱えていることがあると思いますが、この作品を通してもっと前向きに女性の性を捉えていただけたらなと。施術を通してデトックスと癒やしを提供していきたいなと思います」とアピールしている。

落ち着いた雰囲気で「KIRAMEKI」の色気担当・龍一に扮(ふん)する久保田は、「多種多様な表現や需要が拡大してきている昨今、注目されている分野の一つだと思っております。それぞれあまりオープンにしがたい生活やコンプレックスが、施術によって心身ともに解きほぐされて解放されるさまは健全そのもの」と見解を述べつつ、「演じます龍一は人の喜びを自分の喜びに変換できる人間。癒やしながら癒やされ、またそれが見ている皆さまの癒やしにつながればと思いながら、龍一としての大人の色気で昇竜してもらうべく演じたいと思いますので、ぜひご覧ください」とメッセージを寄せる。

そして、池田が、若く華やかな顔立ちで「KIRAMEKI」人気No.1セラピストのシアンに抜てきされた。「さまざまな女性の思いを受け止めながら、実は自分自身も大きな悩みを抱える難しい役どころ」と自身の役柄を表する池田は、「この話をいただいてから原作を読みましたが『女性用風俗』という、これまであまり扱われていないジャンルの話を通して、世の中の女性の“生き方”や“価値観”が垣間見える、没入感の高い作品だと感じました。優しさと強さを兼ね備えたシアンを魅力的に表現できるよう、そして皆さまに楽しんでいただけますよう精いっぱい頑張ります」と意欲を燃やす。

オープニングテーマは、杉本琢弥が歌う「B.B.Q.」に決定。扇情的なイントロから始まる「B.B.Q.」は、ドラマのために書き下ろされた楽曲で、口ずさみたくなるキャッチーなメロディーと歌詞が、刺激的な夜の始まりを感じさせる仕上がりだ。

杉本は「キャッチーなサウンドに惜しみなくキャッチーなメロディーを乗せ、インパクトを与えられるような楽曲を書き下ろしました。女性を愛でる男性の心からの言葉、そして女性の求める愛やその時間に対する美しさ・はかなさを、自分らしく歌詞に詰め込みましたので、毎話の入口として世界に浸る過程として、ぜひ注目して聴いていただきたいです」と呼び掛けている。

一方、エンディングテーマ「キスミー」を歌うのはアツキタケトモ。恋焦がれるせつない気持ちを歌った「キスミー」は、アツキが温めていたメロディーにドラマの世界観ともリンクする歌詞を乗せたもので、物語の余韻に浸れる1曲。

アツキは「自分の内面世界を歌にすることが多い僕にとって、今まで楽曲制作というのは“部屋にこもって自分と向き合う作業”だったのですが、『キスミー』に関しては、自分じゃなくて誰かに向けて曲を書きたいなと思って、花屋で大切な人にどんな花を渡すか選ぶような気持ちで歌詞とメロディーを紡ぎました。つらい言葉がタイムラインに並ぶ時代ですが、人の心には“愛”も確かにあるということを忘れないようにしたいです。この曲が誰かにとって居心地のいい場所になれたらと願っております。そういうものだったり場所や相手がいる、っていうことが幸せの本質な気がしています」と述べている。

さらに、原作者の芹沢氏は、ドラマ化に際して「20代、王子様キャラのシアン。30代、優しい癒やし系・ヤマト。40代、ゴッドハンドな紳士・リューイチ。そんなセラピスト3人が在籍するサロン『KIRAMEKI』…なんと実写ドラマ化で!! 拝める日がくるなんて夢のようです! あなたなら誰を指名しちゃいますか? ぜひコミックと見比べて楽しんでくださいね!」と喜びを伝えている。

なお、「買われた男」は、TVQ九州放送、テレビ北海道、テレビ愛知、テレビせとうち、TOKYO MXでの放送も決定しており、DMM TVでは4月17日深夜0:00から独占配信がスタートする(2話以降、1週間先行配信)。

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