星稜、熊本国府が2回戦へ 八戸学院光星も、選抜高校野球

田辺―星稜 9回表星稜1死二、三塁、代打東が右前に決勝の2点打を放つ。投手寺西、捕手前田=甲子園

 第96回選抜高校野球大会が18日、甲子園球場で開幕した。開会式に続き、1回戦3試合が行われ、星稜(石川)、熊本国府、八戸学院光星(青森)が2回戦に進出した。

 昨秋の明治神宮大会を制した星稜は21世紀枠の田辺(和歌山)を4―2で下した。2―2の九回に代打東が2点適時打を放った。初出場の熊本国府は近江(滋賀)に延長十回タイブレークの末、2―1でサヨナラ勝ち。1―1の十回に暴投で決勝点を挙げた。八戸学院光星は関東第一(東京)に延長十一回タイブレーク、5―3で競り勝った。

 今大会から投手の受傷事故防止を目的とした低反発の新基準バットが導入された。決勝は30日の予定。

近江にサヨナラ勝ちし、応援席へ駆け出す熊本国府の選手たち=甲子園
八戸学院光星―関東第一 7回表八戸学院光星2死満塁、代打小笠原が右前に同点打を放つ。捕手熊谷=甲子園

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