冬将軍、最後の粘り 20日(水)春分の日は警報級の暴風や大雪の恐れ

きのう17日(日)は、暖かい南風が吹き込んだ影響で、
東京では21.7℃まで気温が上がり、
4月下旬並みの暖かさとなりました。

しかし、今日は一転、北風に変わり、寒気が流れ込んでいます。
東京のきょう正午までの最高気温は、
未明に観測された14.6℃で、昼間は気温があまり上がっていません。

この強い寒気は、今週はしばらく居座る予想ですが、
来週になると、再び平年を上回る暖かさが予想されています。

今週は、冬将軍最後の粘りを見せ、
20日の春分の日を中心に寒さと荒れた天気をもたらしそうです。

20日(水)春分の日から上空に強い寒気が流れ込み始め、
21日(木)午前3時には、上空約1,500m付近で-6℃以下の
(平地で雪をもたらす)強い寒気が、
西日本~東日本をすっぽりと覆う見込みです。

さらにもう一段強い、大雪をもたらす寒気が
北海道や東北地方に流れ込み、
北日本の日本海側や北陸の山沿いで
一気に積雪が増える恐れがあります。

20日(水)春分の日~21日(木)は
北陸や長野県北部を中心に警報級の大雪となる恐れがありますので、
新たに積もる雪による雪崩などに注意が必要です。

また、20日(水・祝)~21日(木)にかけて
低気圧が発達しながら日本の東へ進むため、
九州~東北南部で警報級の暴風や暴風雪となる所がありそうです。

祝日でお出かけされる方も多いと思いますが、
強い風の影響で、交通機関などに乱れてが出ている可能性があります。
お出かけの際は、気象情報や交通情報にもご注意ください。

あすからの3日間も日中は平年を下回る気温で、
21日(木)の最低気温は、札幌は-3℃、仙台は0℃、
名古屋は1度、東京や新潟は2℃、大阪や広島は3℃の予想です。

真冬並みの寒さとなる所があり、
冬物のコートはまだしまわないようにしてください。

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