ユナイテッドのボーイング737型機、パネル欠落で米FAAが調査

David Shepardson Mrinmay Dey

[15日 ロイター] - 米連邦航空局(FAA)は、米航空大手ユナイテッド航空が保有するボーイング737-800型機で15日、オレゴン州メドフォード空港に着陸前に外部パネルが脱落していた問題で原因調査を行っている。

FAAによると、乗客139人と乗員6人が乗ったサンフランシスコ発のユナイテッド航空433便はメドフォード空港に無事着陸したが、その後同社が行った検査で、パネルの欠落が見つかった。ユナイテッドは、自社でも調査を行うとし、飛行中に破損の徴候がなかったため緊急事態は宣言しなかったと説明した。

ボーイングはコメントを控えた。FAAの記録によると、この飛行機は1998年に製造された。

アラスカ航空のボーイング737─MAX9型機で1月、飛行中に側壁パネルが吹き飛ぶ事故が発生した余波で、米国では航空事故への注目が高まっている。

© ロイター