アップルの完全ワイヤレスイヤホンAirPodsシリーズのうち、Proではない標準モデルの第4世代製品が2024年内に出ると、複数の識者らが何度も予想してきましたが、「年内のいつなのか」までの言及はありませんでした。
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そのうちの一人であるBloombergの名物記者Mark Gurman氏が、「9月か10月頃にリリースされる予定」と時期を絞り込みました。
信ぴょう性が高いことで知られるGurman氏の情報網ですが、的中率は100%ではありません。その情報を得た当時は正しかったとしても、アップル社内で諸事情により製品の仕様、あるいは発売時期を変更することもあり得ます。実際、同氏は昨年夏にはM3チップ搭載14/16インチMacBook Proが秋に登場する見込みはないと述べた後に、予想を改めたこともあります。
さてGurman氏のニュースレター「Power On」最新号のうち、第4世代AirPodsに関する予想は次の通りです。
このうち第4世代AirPodsに上位・下位バージョンがあり、ノイキャンやケース内蔵スピーカーの有無で差別化すると、Gurman氏は昨年秋にも予想していました。
アップルのサプライチェーン情報に精通するアナリストMing-Chi Kuo氏も、「次世代AirPodsと、より手頃な価格のAirPods」は2024年後半か25年前半に大量出荷が始まると述べていました。
Gurman氏の記事に戻ると、新型AirPods Pro、つまり第3世代Proモデルは「早ければ来年(2025年)にも登場する」という、前からの推測を繰り返しています。
目新しいのは、アップルが次期iOS 18でAirPods Proに補聴器機能を追加するとの予想です。以前はどのモデルか漠然としていましたが、改めて「AirPods用の補聴器モード」が開発中の機能の1つだと述べています。
第3世代AirPods Proの発売がかなり先となるため、既存のProモデルに補聴器機能をソフトウェア更新で追加し、製品寿命を延ばす狙いなのかもしれません。
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