【速報】細田博之前衆院議長の死去に伴う衆院島根1区補選、共産が候補取り下げ 野党候補一本化、立民の亀井氏支援へ

村穂江利子氏

 共産党島根県委員会(上代善雄委員長)は18日、細田博之前衆院議長の死去に伴う衆院島根1区補欠選挙で、党県委員会副委員長の村穂江利子氏(55)の立候補を取り下げると発表した。立憲民主党から立候補を予定する元職の亀井亜紀子氏(58)を自主的に支援する方針。野党候補の一本化に向け、立民、共産両党が協議を進めていた。

 島根1区は、衆院3補選のうち現時点で唯一自民党が公認候補を擁立し、与野党対決となる見込みで注目を集めている。「政治とカネ」の問題で逆風を受ける自民は、野党候補の一本化によってさらに厳しい戦いとなりそうだ。

 補選は4月16日告示、同28日投開票。このほか、自民党新人の錦織功政氏(54)無所属新人の佐々木信夫氏(85)が立候補を予定し、日本維新の会も候補者擁立を目指している。

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