広島県府中市が備後地域では初のEVバス導入 循環路線で4月から運行

広島県府中市は、備後地域で初めて導入する電気自動車=EVバスを公開しました。

EVバスは、府中市が運行し、市役所を発着点に循環するバス路線に、4月8日から導入されます。現在、運行しているバスと同じサイズで、座席数は13。乗車定員は36人です。

4月15日は、バスを所有する中国バスと製造メーカーが、小野申人市長らに車体の特徴などを説明しました。

メーカー担当者
「エンジンというものがございませんので、エンジンの音であったり振動っていうものはございません」

車内にはUSBコンセントがあり、スマートフォンなどの充電が自由にできます。バスを充電する急速充電器の操作方法も、説明がありました。残量が0%でも、およそ3時間で充電し終えることができます。

一度の充電で、走行距離はおよそ200キロ。このEVバスは1日に13便稼働しますが、十分運行できます。

府中市・小野申人市長
「非常に音も静かで、いいですよね」

中国バスによりますと、CO2の削減効果は1日当たりおよそ40キロだということです。

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